【レバナス】(レバレッジETF版/~日曜日~) 1月16日投資状況

投資新着情報

※TQQQ.SPXL.SOXL.TECL.WEBLについてです。

今週は月曜日こそ大きなイベントはありませんでしたが、パウエル議長の公聴会やCPIの発表などボラティリティが大きくなった一週間となりました。
ETF関連は10日(月)の寄り付きが大きな下落スタートとなったため「GoogleFinance」では上昇として出ますが、先週の終値より下落する銘柄が多かったです。私が比較している銘柄で唯一の上昇は「SOXL」です。これは台湾TSMCが14日の寄り付き前に決算発表があり、決算内容も22年のガイダンスも上方修正されたので買いがセクター全体に波及しました。


〇パウエル議長の議会証言(火曜日)
最近の株価暴落に配慮したのか想定内の発言を行った。内容は、3月にテーパリング終了で金利は上げる必要があれば上げる。量的引き締め(QT)も必要があれば年内にやる準備を整えるとした。またパウエル議長は今回のインフレは「一時的」と発言していたものを昨年の末に今回のインフレが予想より強く「一時的」の表現を撤回してきたが、今回は「自然に和らぐ」との表現したこと市場は好感し上昇した。その他に今回の金融引き締めは、コロナ禍の金融緩和を元に戻すだけで加熱した経済を冷ます意図も労働市場にマイナスの影響もないと発現した。
〇経済指標

米12月消費者物価指数(CPI)の発表が水曜日の寄り付き前にあったが、ほぼ予想通りの結果となった。約40年ぶりの高い伸び率となったことは懸念材料となるが、週頭に1.8%台まで上昇した米10年国債利回りが1.75%台に落ち着いたのはマーケットの判断だろう。

消費者物価指数

消費者物価指数とは、消費者が購入するモノやサービスなどの物価の動きを把握するための統計指標である。消費者物価指数の変化は物価変動とみなすことができ、国民の生活水準を示すため経済政策を決める上で非常に重要な指数として認識されている。調査には小売価格を用いるが、品質が一定の商品やサービスを調査している消費者物価指数の価格動向とは大きく乖離することも知られている。CPI(Consumer Price Index)と略され、価格変動の大きい食料品とエネルギーを除いたコアCPIも重要視される。

日本ではCPIから食料品を除いたものをコアCPIと呼び、食料品及びエネルギーを除いたものをコアコアCPIと呼ぶ。
※コアコアCPIの表現を使用するのは基本的に日本だけで、日本のコアコアCPIは世界のコアCPIである。

米12月生産者物価指数(PPI)の伸びが市場予想を下回った。

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生産者物価指数

生産者が出荷した製品や原材料などの販売価格の変動を調査・算出した経済指標のこと。
「卸売物価指数」として公表されたり、英語表記「Producer Price Index」の頭文字を取り「PPI」と呼ばれることもある。生産者物価指数は、全調査対象の物価動向を示した「総合指数」のほか、構成要素のうち季節要因の変動が激しいエネルギー価格と食品価格を除いた「コアPPI」を用いることが多い。世界各国で発表され、各国(地域)のインフレ動向を測る重要な経済指標として、消費者物価指数(CPI)とともにマーケットでも注目される。米国では労働省が国内製造業者の約1万品目の販売価格を毎月調査・公表しており、インフレ率の判断材料に用いられる。インフレが進む際に、消費者物価指数(CPI)よりも早く反応する先行指標として知られており、PPIが急上昇した場合にはインフレが迫っていると判断される。


12月の小売売上高が弱い数字となり、小売りのホームデポ等が大きく下落した。

小売売上高

米小売売上高は、百貨店、スーパー、コンビニ等の小売・サービス業の月間売上金額をまとめた景気関連の経済指標を指す。前年比と前月比が発表されるが、前月比で増加すると個人消費は堅調と判断され、逆に減少すると個人消費は落ち込んでいると判断される。
各国で発表される小売売上高であるが、米国では個人消費がGDP(国内総生産)の約7割を占める消費大国とあって、消費動向・景気動向を知る上で特に重要視される。

自動車を除いたものをコア小売売上高と呼ぶ。

〇コロナウイルス

この一週間の一日当たりの平均感染者数は80万人を超えました。世界では一日に300万人もの感染となっています。

〇前回の金融引き締めの復習

下記は前回の金融引き締め時の株価チャートです。
現在は、2022年3月に最初の利上げが想定されており、前回も利上げ前に株価が大きく下落したので歴史は繰り返されるのです。ただ前回は利上げからQTまで2年程の猶予がありましたが、今回は年内にQT開始が想定されています。

レバレッジETFの比較

左:一週間リターン 右:一年リターン

チャート分析

左:SOXL 中:TECL 右:WEBL

・この3ETFの中ではSOXL良いチャートです。月曜日の底である55ドル程で拾えれば、短期でも結果が出たでしょう。そして綺麗に100日移動平均線をサポートとしたため底堅さを感じさせました。年初来でマイナス5%まで戻してきました。
・TECLはNASDAQ100のようなチャートの動きをしています。レンジのギリギリ底、100日移動平均線が意識されているのでしょうか。年初来でマイナス9%、一か月でマイナス7%と直近は芳しくありません。長期であれば別ですが、SOXLを買いたいですね。
・WEBLはRSIが30程で、しかも25日移動平均線がレジスタンスになります。年初来マイナス15%。一か月、三か月、半年、一年とどの期間を切り取ってもマイナスリターンになります。ある意味割安とも言えますがかなり怖いです。あるユーチューバーはバリュー株(割安株)として購入するそうですが。

SOXLとTECLは直近高値から20%以上下落する場面もありました。短期で10%ぐらいなら出せそうですね。過去の下落と比較するとRSIも低すぎではありません。

今週から来週の流れ

来週は、17日(月)が米国市場が休場となります。
また特に大きな経済ニュース等はないので、より金利やコロナの状況が株価に影響するでしょう。先週金曜日に大きく金利が上昇しましたがマーケットへの影響は限定的でした。このまま1.8%を超えるようだと一段の下落を覚悟する必要があります。
私はSOXLが100日移動平均線にタッチするタイミングで買いを入れています。

上左:VXN 上右:米国債利回り 下左:原油 下右:ドル円

ETF情報

左記は、1月10日~1月14日のSBI週間売買ランキングです。
なんとSOXLが1位です。これは快挙ではないでしょうか。不動のVTIとVOOを超えました。
5位・・・TECL
6位・・・SPXL

ちなみに9位の「TECS」はTECLのベア型製品です。通常のブル型は、値上がりした時に利益が出ますが、ベア型は値下がりした時に利益が出ます。つまり一定数は、TECLが短期的に値下がりすることを考えています。

 shoumaru
shoumaru

それでは皆さん、レバレッジETFを活用して爆っていきましょう!

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