前日結果
レバナス基準価格とトータルリターン

基準価格がプラスの1,000円越えは中々ですね。
NASDAQ100の値動き

久々の力強い推移です。前日終値が遥か下にあります。
チャート分析
NASDAQ100チャート

本日の上昇にはびっくりしました。皆さんもやっと気持ちに余裕が出てきたのではないでしょうか?
ついにMACDがゴールデンクロスし、RSIも50を突破しました。
昨日発表された、卸売物価指数(PPI)と新規失業保険申請件数が市場予想を下回り、金利が低下したことが株価上昇要因とされています。

最近意識されていた、15,000ポイントを一気に抜いたのは良かったです。


次回意識されるのは、15,200ポイントでしょう。ここでもたつく可能性は高いです。
あまり通常意識されませんが(直接的な売買)、50日移動平均線もこの近辺です。
S&P500は一足先に少しだけ上抜けました。
少し水を差すようですが、私個人としては一旦の上昇は一時的でやはり11月のFOMC直後から株価の下落を考えています。

上記チャートは約1年前の9月からの下落です。今年はこのチャートを後ろに1カ月ずらし、11月のFOMC後に2回目の下落のようになると考えています。
その後は楽観的かもしれませんが、アノマリー的にも12月と1月は強いため上昇トレンドになるのではないでしょうか?
関連チャート

VXNは20を下割りました。基本的にはこの水準より下がることはありません。
米10年国債利回りは確かに昨日下落しています。明日、大きく上昇しているのがきになります。
経済指標

生産者が出荷した製品や原材料などの販売価格の変動を調査・算出した経済指標のこと。
「卸売物価指数」として公表されたり、英語表記「Producer Price Index」の頭文字を取り「PPI」と呼ばれることもある。生産者物価指数は、全調査対象の物価動向を示した「総合指数」のほか、構成要素のうち季節要因の変動が激しいエネルギー価格と食品価格を除いた「コアPPI」を用いることが多い。世界各国で発表され、各国(地域)のインフレ動向を測る重要な経済指標として、消費者物価指数(CPI)とともにマーケットでも注目される。米国では労働省が国内製造業者の約1万品目の販売価格を毎月調査・公表しており、インフレ率の判断材料に用いられる。インフレが進む際に、消費者物価指数(CPI)よりも早く反応する先行指標として知られており、PPIが急上昇した場合にはインフレが迫っていると判断される。
インフレ動向を示す、PPIが前回と予想を下回ったことでインフレ懸念が後退しました。
一般に、物価上昇が加速すると金利の優位性を保とうと上昇要因になります。今回はその逆となります。

コロナショック後、初めて30万件を下回りました。
米労働省が毎週集計し、集計期間の翌木曜日に発表しています。アメリカ国内の雇用情勢を示す経済指標で、失業者が失業保険給付を初めて申請した件数を集計しています。景気の動向に敏感に反応し、景気先行指数として、雇用統計の約2ヵ月先行すると言われています。
今後の見通し

最近のNASDAQ100の下落局面では下落から約1カ月で底となり、約1カ月かけ元の高値に戻る傾向があります。今回に当てはめると、9月初めに下落が始まって約1カ月後の10月4日に底を打ち反転し、このまま行くと11月頭に高値に戻る計算になります。ただ11月の頭はFOMCと重なり、テーパリングの話がパウエル議長からあるでしょう。ある程度市場ではテーパリングを織り込んでいると考えられますが、金利が上昇(テーパリングも金利上昇圧力となる)し再度短期的な調整局面を迎えます。アノマリー的には12月と1月はとても強い月ですので期待です。12月の上昇に間に合うよう、バイデン大統領は港を24時間稼働させるサプライチェーン危機対策も発表しています。また1月になりますが、年明けコロナが流行し年明け早々に非常事態宣言となったことを記憶していますが、米国でも感染のピークとなり懸念事項の1つです。
完全に私的な予想です。予想を当てることは絶対に出来ないので、どう転んでも対応できるようにすることが大切です。あくまで、予測自体を楽しんでいます。
それでは皆さん、レバナス握りしめて爆っていきましょう!