先週急落したNASDAQ100とは景色が違う一週間となりました。木金と連日で市場最高値更新し、米国の他指数と比べてもとても良い結果となりました。
また皆さんが注目している「楽天レバナス」がついに始動しました。運用開始から2日間連日でNASDAQ100が史上最高値を連日更新するとても良い船出となりました。
今週の結果
レバナス基準価格とトータルリターン

力強いです。
41,000円台から始まりましたが、来週の月曜日には4,3000円台は確実だと思われます。
勿論、レバナスの基準価格の最高値であります。
NASDAQ100とその他の指数の値動き
・一週間

・一か月

・半年

今回は長期・短期のどちらから見てもNASDAQ100が突出して高いことがわかりました。S&P500と年初来でほぼ同じリターンで推移していましたが、ここにきてNASDAQ100が抜けてきました。
週足チャート
大きな時間足で「大局」を認識することはとても重要です。

NASDAQ100は週足であっても綺麗なチャンネルが引けることが分かります。
RSIは今年では最高値付近の73となります。9月の下落前の最高値を付けた時が今年の最高で約75となります。MACDはゴールデンクロスをしてこれから強くなっていく感じを受けます。
S&P500は週足ベースで見ると、インジケーターはまだまだ強気の様子です。RSIは今年の中では最高値の70越えで、MACDもゴールデンクロスをしたばかりです。
日足チャート

NASDAQ100は先週の急落から一気に回復しました。青い25日移動平均線位までは下落する可能性があると考えていましたが、NASDAQ100の強さが分かるチャートとなりました。右の2本は連日で、史上最高値を更新です。
RSIは一度70を割ってから今、かなりの強気と思われれる70となっています。
MACDもぎりぎりデットクロスをせずに済みました。
最終日の出来高もそこそそあり、安心です。
S&P500はレンジ相場に近い形です。若干ですが、上値・下値と切り上げているようにも見えます。木曜日は、今年66度目の史上最高値を更新し地合いは良かったように思えました。4,700が当面意識されるポイントではないでしょうか?

MACDは相場がレンジになると非常にクロスが判断しずらくなります。
そんな時に、活躍するのがヒストグラムです。
私の設定では、棒(ヒストグラム)が青色になるとデットクロスのサインです。
通常設定ではオレンジ色だと思います。
関連チャート

VXNは先週の急落時よりは下がっていますが、10月時よりは高い状態となっています。
利回り、週頭は上がっていましたが週末にはやや下がってきたことで、NASDAQ100の追い風になったかと思います。
経済指標
・火曜日


インフレが進む中、予想以上に国民の購買意欲が高く好感されました。
米小売売上高は、百貨店、スーパー、コンビニ等の小売・サービス業の月間売上金額をまとめた景気関連の経済指標を指す。前年比と前月比が発表されるが、前月比で増加すると個人消費は堅調と判断され、逆に減少すると個人消費は落ち込んでいると判断される。
各国で発表される小売売上高であるが、米国では個人消費がGDP(国内総生産)の約7割を占める消費大国とあって、消費動向・景気動向を知る上で特に重要視される。
自動車を除いたものをコア小売売上高と呼ぶ。
・水曜日

共に予想を下回り、あまり良い結果ではありません。引き続き、建築材料の高騰や人手不足が深刻化していると判断できる。
・木曜日

ここ数カ月順調に申請件数は減少してしてきましたが、足踏み状態に見えます。
米労働省が毎週集計し、集計期間の翌木曜日に発表しています。アメリカ国内の雇用情勢を示す経済指標で、失業者が失業保険給付を初めて申請した件数を集計しています。景気の動向に敏感に反応し、景気先行指数として、雇用統計の約2ヵ月先行すると言われています。
レバナス情報


ついに楽天レバナスが始動しました。
11/17に設定され、18日と19日の連日でNASDAQ100が史上最高値を更新し素晴らしい船出となりました。右は18日時点となります。
それにしても、最初から50憶・60億と資金が集まったのはレバナス人気の証拠でしょう。
今後は他の証券会社で購入出来るようになるのか等が焦点ですね。
また積立を行うのかを考えないといけないですし、NISA口座では購入可能なのかも気になります。

こちらは本家のレバナスです。楽天レバナスが出たのに、純資産額を1,700億円に乗せてました。

今週のSBIの販売価格ランキングで堂々2位となりました。目指せ1位

その他
米アップル 時価総額世界首位奪還
米アップルは電気自動車(EV)の開発を加速しています。
自動運転分野に力を入れていて、4年後の発売目標をかがげている。
11/18の終り値ベースで、約296兆円の時価総額となっている。
アップルの理想とする自動車は、ハンドルやペダルのない設計で大型のiPadのようなもので操作が出来て、既存のサービスとデバイスと一体化したものになるそうです。
世界最大の会社の伸びとは思えないですよね。

右は各社の来年の予想となります。参考にしましょう。モルガンスタンレーは低すぎ、Bloombergは高すぎる印象です。
現時点からの伸びとして、ゴールドマンの8.5%~JPモルガンの12.8%位の上昇が妥当ではないでしょうか。



来週の展望
来週は欧州のコロナウイルスの感染状況と原油価格に注目したいです。
コロナ関連で言えば、ファイザーが経口薬の申請がされ高リスク者のみですが通過しました。モデルナは、ブースター接種の申請が通過しまいた。これらの株は上昇しますが、正常化に向けて動いていた中、感染再拡大となると影響が大きそうです。


左は原油価格のチャートです。原油価格が値下がりするとエネルギーセクターにはマイナス材料ですが、インフレ懸念が強まっているため下がる方が良いでしょう。
バイデン大統領が各国に呼び掛けている備蓄解放に従うかも注目です。
米国3指数で一人負け状態のダウ平均
25日移動平均線を下回り、RSIも50を切っています。
次期FRB議長で、誰が指名されるかということです。来週発表されます。
市場の予想は現職のパウエル議長の続投かブレドーナさんかの2択と考えています。どちらにせよ、ハト派よりとなりますが、それ故に現在のインフレ対策に注目されます。
来週は日本では23日が祝日で、25日はNY市場が休場となり寂しいですね。26日のブラックフライデーが楽しみです。
それでは皆さんレバナスで爆っていきましょう!