【レバナス】12月1投資状況 ~米国市場 再度大幅下落~

投資新着情報

本日から12月となりました。今年も残り一か月です。
11最終日の米国市場は再度大幅に下落しました。要因はFRBトップのパウエル議長がテーパリングのスピードアップの可能性を示したことを嫌気した。コロナウイルスの変異種であるオミクロン株による景気悪化リスクよりインフレの抑制を重視すると市場では捉えた。12月中旬のFOMCで正式な発表があるかもしれない。

現在の米国市場のインフレは驚異的で、今年の米国のGDP成長を上回るとも言われている。過去、インフレ率がGDP成長率を上回った多くの場合でリセッション(景気後退)入りしており、極めて危険な状況である。

前日結果

レバナス基準価格とトータルリターン

楽天レバナス、設定当初だけ調子良くてその後は冴えない結果です。

NASDAQ100とその他の指数との比較

寄り付きの上昇に騙されました。

NASDAQ100とS&P500のセクター別ランキング

前セクターが青い状態です。

チャート分析

NASDAQ100 S&P500 比較チャート

左:NASDAQ100 右:米国債利回り

・NASDAQ100
下げ始めて暫く経ちましたが、25日移動平均線がサポートとして働いている可能性があります。
ただ米国の他指数がより弱い値動きをしていて、そちらに引っ張られると厳しい展開となるかもしれません。

・S&P500
NASDAQ100と比較して弱い展開です。NASDAQ100と逆に25日移動平均線がレジスタンスになっている可能性があります。

両指数ともに、RSIやMACD等は弱い展開です。

ダウ平均

米国市場で現在最も弱いダウ平均です。
RSIが31は、今年の中でもかなり弱いです。
ダウは今年かなり弱い展開で、半年前からのリターンもマイナスとなっています。
節目の35,000ドルも割り込んだのは大きいでしょう。



関連チャート

左:VXN 右:米10年国債利

VXNは再度急上昇です。VXNは先行指標ですが、かなり一致しているきもします。
パウエル議長のテーパリングを急ぐ発言で金利は若干上がりました。

経済指標

既に信頼感指数は悪化しています。

消費者信頼感指数

米国民間研究所(コンファレンス・ボード)が毎月発表し、消費者心理をアンケートで調査し指数化した景気関連指標です。
5,000人もの消費者にたして現状や半年後の景況感についてアンケート(楽観・悲観を回答)を実施し、1985年を100としています。個人消費やGDPとの相関性が高く、対象数が多いため現状の景況感を測る上で信頼性が高い指標とされています。

※アメリカでは個人消費がGDPの約7割を占める。

その他

アノマリーの確認です。11月はオミクロンショックなる下落がありましたが、NASDAQ100は上昇しました。
12月も強いですが、今年はもしかして・・・があるかもしれませんが。

それでは皆さん、レバナス握りしめて爆っていましょう。

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