【レバナス】12月15日投資状況 ~PPIに警戒 3指数揃って下落~

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米国市場は本日も3指数が揃って下落した。生産者物価指数(PPI)が前回と市場予想を上回り、過去最高を更新したことでNASDAQを中心に相場を押し下げた。
15日にFOMCにてテーパリングと利上げが前倒しされる公算が一段と高まった。現在、テーパリングの終了が3月、最初の利上げが6月、そして9月~12月に2回目があると予想されている。
明日の発表では、この市場予想とどこまで一致するのか、どこまで株価に織り込まれているのかが焦点となりそうだ。
気持ちとしては、パウエル議長の素晴らしい発言に期待し、年末の株価上昇へとつなげて欲しい。

そもそも何故、テーパリングと利上げに市場が敏感となっているのでしょう。
①テーパリング開始時
②テーパリング終了時
③利上げ開始前
以上で株価の瞬間的下落が予測されるからです。
現在はまさに①のテーパリング開始時に当てはまるのではないでしょうか。

前日結果

レバナス基準価格とトータルリターン

NASDAQ100とその他の指数の比較

NASDAQ100とS&P500のセクター別ランキング

S&P500の業種別では、利回り上昇を好感した金融のみが上昇した。

チャート分析

NASDAQ100 S&P500 比較チャート

左:NASDAQ100 中:S&P500 右:ダウ平均

米国3指数は今、とても弱い状態で50日移動平均線を試す状況です。
本日のFOMC次第でどちらに行くかが決まるといえるでしょう。
NASDAQ100は三尊天井を形成してからはそのネックラインも意識されているようにも見えます。

関連チャート

上左:VXN 上右:米国債利回り 下左:原油 下右:ドル円

VXNは上昇基調です。
唯一、円安に進んでいるのが救いです。

経済指標

問題のPPIです。CPIの発表でピークアウトとバイデン大統領は発言していましたが、先行指標のPPIが過去最高ですから油断出来ない状況です。

生産者物価指数

生産者が出荷した製品や原材料などの販売価格の変動を調査・算出した経済指標のこと。
「卸売物価指数」として公表されたり、英語表記「Producer Price Index」の頭文字を取り「PPI」と呼ばれることもある。生産者物価指数は、全調査対象の物価動向を示した「総合指数」のほか、構成要素のうち季節要因の変動が激しいエネルギー価格と食品価格を除いた「コアPPI」を用いることが多い。世界各国で発表され、各国(地域)のインフレ動向を測る重要な経済指標として、消費者物価指数(CPI)とともにマーケットでも注目される。米国では労働省が国内製造業者の約1万品目の販売価格を毎月調査・公表しており、インフレ率の判断材料に用いられる。インフレが進む際に、消費者物価指数(CPI)よりも早く反応する先行指標として知られており、PPIが急上昇した場合にはインフレが迫っていると判断される。

 shoumaru
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それでは皆さん、レバナス握り締めて爆っていきましょう!

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