15日の米国市場は主要の3指数が揃って大幅上昇となり、3日ぶりの反発となった。
注目されたFOMCで、テーパリングの3月終了と2022年中に3回の利上げ見通しが示されたことが金融政策の先行き不安を解消させた。
その他に米国経済指標では、小売売上高は市場予想を下回った。米債務上限問題は下院で法上限を引き上げる法案を可決したことで米国債のデフォルトが回避された。
前日結果
レバナス基準価格とトータルリターン

NASDAQ100とその他の指数の比較

FOMCでの発表があってから急激に上昇した。
NASDAQ100とS&P500のセクター別ランキング

チャート分析
NASDAQ100 S&P500 比較チャート

NASDAQ100は2%以上の上昇を記録した。25日移動平均線とネックラインを超えてきて若干の安心感が出るチャートとなった。だた、MACDとRSIも弱い形です。
S&P500は史上最高値に迫るところまで上昇。明日以降、地合いが良ければ再度更新もあると思います。
関連チャート

VXNは若干下がりましたが、やはり20切りをしないと本当の安心感が得られません。
利回りは利上げが発表されましたが、上昇していません。現在2年国債利回りが上昇中で、このまま逆転すると逆イールドとなり非常に危ない状態となります。
原油は一旦、落ち着いているような感じです。
利上げを発表しドル高に振れましたが、再度下落しています。イギリスでも利上げを発表しました。
経済指標

市場予想を下回りました。インフレによって人々の消費の抑制につながっているとも考えられます。
米小売売上高は、百貨店、スーパー、コンビニ等の小売・サービス業の月間売上金額をまとめた景気関連の経済指標を指す。前年比と前月比が発表されるが、前月比で増加すると個人消費は堅調と判断され、逆に減少すると個人消費は落ち込んでいると判断される。
各国で発表される小売売上高であるが、米国では個人消費がGDP(国内総生産)の約7割を占める消費大国とあって、消費動向・景気動向を知る上で特に重要視される。
自動車を除いたものをコア小売売上高と呼ぶ。

それでは皆さん、レバナス握り締めて爆っていきましょう!