20日のNY株式相場は、3指数が揃って3日続落した。要因は新型コロナウイルスの変異種(オミクロン株)拡大による景気悪化懸念とバイデン政権の経済対策の不透明感によるものと考えられる。
・新型コロナウイルス
米国では累計の死亡者数が80万人を超え、先週金曜日の1日の感染者数も15万人を上回った。
その他の国では、オランダが19日からロックダウン、英国ではロンドン市長が重大事態を宣言した。
・バイデン大統領経済対策不安
バイデン大統領の歳出・歳入法案に、民主党のマンチン上院議員が反対したことで成立が困難との見方が広がる。これを受けてゴールドマン・サックスは、米国の2022年の第一四半期のGDP見通しを+3%から+2%に引き下げた。
※当チャンネルでは、NASDAQ100(NASDAQ総合ではない)・ダウ平均・S&P500を米国主要3指数として扱います。
前日結果
レバナス基準価格とトータルリターン

楽天レバナスのリターンが酷いことになっている。
NASDAQ100とその他の指数の比較

NASDAQ100とS&P500のセクター別ランキング

チャート分析
NASDAQ100 S&P500 比較チャート

NASDAQ100は3日続落し、MACDはついにマイナス圏に突入。一時、100日移動平均線にタッチしたものの引けにかけて若干戻した。終り値は12月頭で下落した9月までの高値となり、下髭も長いことから昨日までよりは今後上昇に転じる可能性を示した。今回もこのラインで戻した場合は、今後の大きなサポートラインと認識されるだろう。

左図は、10月下落時のNASDAQ100チャートです。100日移動平均線は意識されていますが、結局割り込んでいることが分かるかと思います。
S&P500は、3羽ガラスのように3日続落した。100日移動平均線と9月までの高値がほぼ重なった個所をサポートラインとし反発した。
関連チャート

VXNは一時、危険水域である30を超えました。
米10年国債利回りは、やっと反転し上昇しました。低い方が株価にとっては良いですが、基本的には上昇基調のはずで逆イールドを避けるためにも多少の上昇が必要です。
ドル円も円安基調ですから、そちらに振れて欲しいです。レバナスは為替ヘッジありなのであまり関係ありませんけど。
経済指標
特にありません。
レバナス情報
特にありません。

それでは皆さん、レバナス握り締めて爆っていきましょう!