本日の米国市場は、3指数が揃って上昇となりました。オミクロン株への脅威が楽観視され旅行・レジャー株や原油高を好感したエネルギー株が上昇した。上昇したセクター的にダウ平均やS&P500の1%以上の上昇に対しNASDAQ100は小幅な上昇にとどまった。
ダウ平均は先週金曜日に終値ベースで今年最大の下げ幅となったこと等から割安感がでて、本日は今年最大の上げ幅を記録した。
前日結果
レバナス基準価格とトータルリターン

NASDAQ100とその他の指数の比較

NASDAQ100とS&P500のセクター別ランキング

チャート分析
NASDAQ100 S&P500 比較チャート

11/29の陽線は個人投資家の買いが入ったお陰で戻しましたが、その後に出来高を伴いながら下落している為、下落基調が本格化したと言える。NASDAQ100で重要な25日移動平均線を割り込んだことは大きいと考えています。

現在のNASDAQ100はフィボナッチの0.382が意識されて若干の上昇しましたが、全体の流れとしては下落基調でしょう。個人的に0.618までは下落する可能性が高いと考えています。
下落から一か月である12月20日前後が底だと考えると
①100日移動平均線を割り込む
②サポートラインに支えられる
③フィボナッチの0.618が意識される
このことから15,300までは下がると思います。
関連チャート

VXNは高止まりしています。
経済指標

大きく改善し、1969年以降の低水準となった前回から大幅な増加となった。
新規失業保険申請件数
米労働省が毎週集計し、集計期間の翌木曜日に発表しています。アメリカ国内の雇用情勢を示す経済指標で、失業者が失業保険給付を初めて申請した件数を集計しています。景気の動向に敏感に反応し、景気先行指数として、雇用統計の約2ヵ月先行すると言われています。
今夜の雇用統計によっても雰囲気がかわるかもしれません。
それでは皆さん、レバナス握りしめて爆っていきましょう。