29日のNY株式相場は、ダウ平均が6日続伸で一か月半ぶりに史上最高値を更新し、S&P500は今年70回目の終値の史上最高値更新をした。一方NASDAQ100は小幅ながら唯一の下落となった。
各国でコロナウイルスの感染者数が過去最高になるなどの報道はあったものの、その他に特に大きな経済ニュースはなく年末の株高アノマリーの期待感で上昇したと考えられる。
日本市場は本日が大納会となり、年内最後の取引でしたが主要指数は下落となりました。
年末に株価が上昇するアノマリーの1つ。
年末最後の5営業日と年明け最初の2営業日を指す。
S&P500指数の過去50年間での勝率が高く、平均1.3%の上昇している。
※当チャンネルでは、NASDAQ100(NASDAQ総合ではない)・ダウ平均・S&P500を米国主要3指数として扱います。
前日結果
レバナス基準価格とトータルリターン

NASDAQ100とその他の指数の比較

NASDAQ100とS&P500のセクター別ランキング

チャート分析
NASDAQ100 S&P500 比較チャート

残念ながら最近は、NASDAQ100よりS&P500の方が良いチャート波形だと思います。
S&P500では若干ですが、ボリンジャーバンドで「エクスパンション」の兆候がみられます。
MACDもシグナル線からの開きが大きくなっています。

NASDAQ100は、16,400のネックラインと心理的節目、そしてフィボナッチの0.236で支えられています。これだけ根拠が揃っているのでサポートラインとしては堅と考えます。ダウや&P500に追随して欲しいです。

ダウ平均も36,000のネックラインを超え、終り値での史上最高値を更新し絶好調。
エクスパンションとは「拡大・拡張」という意味があります。
価格が1方向に力強く動くことで、ボリンジャーバンドの両バンドが外側へ広がっていく状態のことで、このエクスパンション時は相場がトレンド状態と言えます。
エクスパンション等はボリンジャーバンドの2σを判定基準とするのが一般的です。

上:2021年9月からのS&P500上昇相場
右:2021年12月からのCURE(ETF)の上昇相場

関連チャート

VXNは安全圏の20切りまであと少しです。
米10年国債利回りが上昇したことで、ハイテクに売りが出てNASDAQ100は少し不利でした。S&P500が好調で債券が売られました。
原油は一時調整中。
ドル円は、115円の大台に乗りました。
経済指標
なし
レバナス情報
なし

それでは皆さん、レバナス握り締めて爆っていきましょう!