【レバナス】投資状況(週次/2021-12-6~12-10)~NASDAQ 復活の兆し S&P500は一足先に史上最高値更新~

投資新着情報

今週の注目ポイントはやはり、先週からの下落とCPIの結果とその行方に注目されました。
今回の下落の発端となった新型コロナウイルスの変異種「オミクロン株」に関しては、感染力が高いものの重症化しにくいとの見方から現在の株価に与える影響は限定的になっています。

消費者物価指数(CPI)は前年比6.8%と40年ぶりの高水準となったが、コアCPIが市場予測と一致したことが安心感に繋がった。それに加え、バイデン大統領が直々にインフレのピークが今でピークアウトが近いことを発言しましたが、中古車や住宅の価格の伸びが予想より下回った。

S&P500はNASDAQやダウ平均より先に史上最高値を更新しました。
来週はFOMCでの発表が15日にあるので、それまでは様子見ムードになりやすいので週後半に期待です。勿論、パウエル議長が11月末に発表しているように、テーパンリングを3月までに終了し、2022年の利上げを2回行うことを再度発言した場合です。サプライズがあった場合は大きく下落する可能性もあります。

今週の結果

レバナス基準価格とトータルリターン

今週はボラティリティの大きい一週間となりました。10日の市場は大きく上昇したため、ある程度、基準価格を押し上げると思われます。

NASDAQ100とその他の指数の値動き

・一週間

・一か月

・半年前

今週は米国市場が大きく上昇した関係で、ここで取り上げている全てでNASDAQ100は上昇となっています。またいずれの場合にもNASDAQ100のリターンが高いことは自信に繋がります。

週足チャート

大きな時間足で「大局」を認識することはとても重要です。

左:NASDAQ100 右:S&P500

NASDAQ100ですが、週足で見るとやはり力強さを感じます。
2週連続で下げましたが、その後大きく上昇しています。
MACDもデットクロス後に翌週にはゴールデンクロスをしています。

S&P500は史上最高値を付けましたが、ゴールデンクロスしてないので不思議ですね。

日足チャート

左:NASDAQ100 右:S&P500

NASDAQとS&P500と大きく上昇しました。
S&P500はMACDでゴールデンクロスをしました。
RSIはともに60弱とこれから上にも上昇の余地があります。ただNASDAQは下にも行く余地があります。黄色の25日移動平均線の前後をうろうろしている感じが、S&P500と比較し弱い印象です。
MACDも騙しでゴールデンクロスしない可能性もあります。

皆のMACDの設定はどのようにしているでしょうか。下記は設定別の今のNASDAQ100チャートです。
下記の一番右は、私も設定している一般的に使用されているデフォルト設定です。
NASDAQ100はゴールデンクロスしておらず、押し目買いしている方でゴールデンクロスを買いサインとされている場合は困ったことになりますね。
下記の左はあるレバナスユーチューバーの方が設定しているMACDで、既にゴールデンクロスしています。
また中央のチャートも既にゴールデンクロスしていますが、一般的な攻めた設定です。
これらは意図的にゴールデンクロスを起こりやすい設定(上昇や下降の変化の感度を高めている)にしており、底値付近で買える可能性がありますが、騙しに合う可能性も高くなります。設定を載せますので参考に設定をいじってみるのも楽しいかもしれません。MACD線もシグナル線も動きが全く変わりますね。

※MACDの設定は、指数や銘柄によって使える使えないがありますのでご自身の判断で変更下さい。

関連チャート

左:VXN 右:米国債利回り

VXNが30を超えた先週に比べ下がってきたように感じます。
米国債利回りはこの後、上昇と下降のどちらに進むのでしょうか。
株高からいえば上昇しますし、FOMC前の様子見やリスクオフと考えれば下落します。

経済指標

・木曜日

前回、やや上昇しましたが先々週と同様に50年前以来の低水準となっています。

新規失業保険申請件数

米労働省が毎週集計し、集計期間の翌木曜日に発表しています。アメリカ国内の雇用情勢を示す経済指標で、失業者が失業保険給付を初めて申請した件数を集計しています。景気の動向に敏感に反応し、景気先行指数として、雇用統計の約2ヵ月先行すると言われています。

・金曜日

今回、CPIの前年比で6.8%と1982年以来の高い伸びとなった。

消費者物価指数

消費者物価指数とは、消費者が購入するモノやサービスなどの物価の動きを把握するための統計指標である。消費者物価指数の変化は物価変動とみなすことができ、国民の生活水準を示すため経済政策を決める上で非常に重要な指数として認識されている。調査には小売価格を用いるが、品質が一定の商品やサービスを調査している消費者物価指数の価格動向とは大きく乖離することも知られている。CPI(Consumer Price Index)と略され、価格変動の大きい食料品とエネルギーを除いたコアCPIも重要視される。

日本ではCPIから食料品を除いたものをコアCPIと呼び、食料品及びエネルギーを除いたものをコアコアCPIと呼ぶ。
※コアコアCPIの表現を使用するのは基本的に日本だけで、日本のコアコアCPIは世界のコアCPIである。

今回上昇したのは、信頼感指数が市場予想より良かったこともあるかもしれません。

ミシガン大学信頼感指数

消費者マインドを探る代表的な指数ですが、対象人数が少なく発表タイミングが早いことから「消費者信頼感指数」の先行指標として市場関係者から注目される。
ミシガン大学が毎月発表し、対象者300人の速報と500人の確定値が出される。
1966年を100として指数化したもので、数値が高ければ米国経済は好調とみなされる。

レバナス情報

GMOクリック証券で元祖レバナスの取り扱いが開始されます。
ネット証券大手のGMOで取り扱いされれば更に純資産額の増加ペースが増えるかもしれません。

皆さん、押し目買いしたんですね。週間の販売金額が3位に浮上しています。
またトータルリターンが4位ととても素晴らしい結果を出しています。

人気投資信託とのリターン比較。圧倒的リターン。アクティブファンドの2種は分配金が貰えるけれど、正直信託報酬が高すぎて普通に低コストインデックスファンドの方が良いと思います。

12月の展望

アノマリー的に12月はとても強い月であることが知られていますが、タックスロス・セリングとボーナス月(クリスマス後の余剰資金が株式に流れる)が理由とされている為、12月前半より後半が強いとされています。

タックスロス・セリング

含み損のある株式を売却し損失を確定させ、他の株式の利益と相殺させることで所得税などの税金の支払いを少なくする節税行為がある。毎年10月から12月前半にかけて株価を下げている銘柄(含み損がる銘柄)が更に売られることで株価下落に拍車をかけますが、売りが一巡する12月末から1月頭くらいに、見直し買いが入り株価が上昇しやすくなる。

来週のFOMCでの発言やその発言を市場がどう捉えるかは不透明ですが、下落局面があれば買い増しチャンスかもしれません。
先週の下落が私自身の買い増しルールに該当していなかったのですが、やや残念です。

それでは皆さん、レバナス握り締めて爆っていきましょう!

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