17日はNY市場がキング牧師の誕生日で休場となりました。
本日は通例、更新致しませんが先物のNASDAQが大幅安となっているため更新致します。
今週は大きなイベントがない為、ボラティリティが低くなるか金利上昇等に影響されるかだと思いましたが、金利が大きく上昇した影響が出ました。


上記は、前回の利上げ開始時である2016年付近のNASDAQ100チャートです。17%超と18%超の暴落に見舞われています。現在も状況としては近いです。
今週は、決算発表がありますが「良い結果」が出ることがある程度織り込まれているので大きく上昇する流れにはなりにくいと思います。
また先日、レバナスを購入した際に「1月10日」が祝日であることを忘れていました。
その訂正を致します。

私が10日、普通に出勤だったため平日と勘違いをしていました。そのため、10日の終値での基準価格で買い付けしたつもりが、約定日がズレて11日の終値での購入となってしまいました。
皆さんも気を付けましょう!
※当チャンネルでは、NASDAQ100(NASDAQ総合ではない)・ダウ平均・S&P500を米国主要3指数として扱います。
前日結果
レバナス基準価格とトータルリターン

17日が休場だったため、値動きに変化はありません。
基準価格には、信託報酬などのコストが既に差し引かれた形となります。そのため、前営業日が休場だった場合に、マイナスになっている場合はコストが差し引かれたと考えて下さい。
大型株と小型株 グロース株とバリュー株

上記チャートを確認すると大型株より中・小型株の方が弱い形だと分かります。金利上昇局面では先に中・小型株が下落し、大型株が後を追うことが多いです。
右は大型株を中・小型株で割ったもので、上に行くと大型株優位で下に行くと中・小型株が優位となります。

最近は、ハイテク終了でバリュー株にシフトしたと言われますが本当です。左はグロース株ですが下落し、中のバリュー株は上昇していることが視覚的判断出来ます。 右はグロース株をバリュー株で割ったもので、上に行くとグロース株優位で下に行くとバリュー株が優位となります。
チャート分析
NASDAQ100 S&P500 比較チャート

18日の市場が始まりました。
NASDAQ100とS&P500で、既に先週から1.5%程下落しています。
NASDAQ100は1月10日に長い下髭を付けた日のように戻せばまだ望みがありますが、この形のローソク足で引けてしまった場合は、コロナショック後から続くトレンドの終了かもしれません。緑色の線でサポレジ変換したようにも見えます。
RSI37です。
S&P500も黄色のサポートラインを大きく割り込みました。このサポートラインはここ半年程のラインですのでNASDAQ程の衝撃ではありません。S&P500のコロナショック後のサポートは赤い100日移動平均線のラインです。
関連チャート

VXNの上昇。30に行ったら買い増しの1つのサインです。
米10年国債利回りの上昇が今回の下落原因。一時1.85%まで上昇!1.8%が一つの節目でしたので、今後上昇すると今週大きく下落する可能性が出てきました。
エネルギー価格もここ数年で一番高い水準と上昇しています。原油高はCPIの上昇にもろに響くので注意が必要です。
ドル円は少し分かりずらいです。各国がアメリカに先駆けて利上げを開始しているので資金が流れています。下記チャートの右はユーロドルです。上に行くとドル安、下に行くとドル高です。ここ数日はドル高が進んでいます。

いつも米10年国債利回りは、米10年国債価格と逆相関と言っていますが、上の左チャートは 米10年国債価格 です。綺麗に右肩下がりです。

それでは皆さん、レバナス握り締めて爆っていきましょう!