【レバナス】1月19日投資状況 ～レバナス民耐えろ！コロナショック後、最大下落の可能性～

月曜日が休場だったため、一日遅れで今週もよろしくお願いします。
18日のNY株式市場は、主要3指数が揃って大幅下落となった。普段取り上げない「NASDAQ総合」では一足先に、コロナショック以降初めて200日移動平均線を下回るとともに史上最高値から10％超の下落と調整局面に突入した。大きな経済指標や重要人物の発言等がない中、金利の大幅上昇やここ一年近く好調であった金融大手の悪い決算に投資家心理が悪化した。金利は一時、1.9％台とコロナショック以前の水準に達した。

※当チャンネルでは、NASDAQ100(NASDAQ総合ではない)・ダウ平均・S&P500を米国主要3指数として扱います。

前日結果

レバナス基準価格とトータルリターン

楽天レバナスは、設定来-14％になっています。

NASDAQ100とその他の指数の比較

左上：レバナス　右上：主要3指数比較　左下：大型・小型　右下：グロース・バリュー

急激な下落ではないものの引けにかけて下がった。
大型より小型株が1％超の下落となり、バリューよりグロース株が下落した。

NASDAQ100とS&P500のセクター別ランキング

今週は決算週間となり、ゴールドマン・サックスの悪い決算に連れられて金融株は大きく下落した。
原油価格の上昇が止まらないエネルギーセクターが一人勝ち状態だった。

チャート分析

NASDAQ100　S&P500　比較チャート

NASDAQ100は、厚いサポートラインをついに下抜けした状態。利上げ前の下落に本格突入した可能性がある。先週末の時点では、多少なり上昇の可能性も感じられたが、現在は明らかに下降トレンドと思える。1月10日のサポートとなった15,200に18日も再度サポートされたようにも見えるが、19日の先物は更に下落し、NASDAQ総合で既に割り込んでいる200日移動平均線にサポートラインが変更されている。この200日移動平均線は、コロナショック以降に割り込んだことはない。既に髭の最高値と19日の先物のを含めた底は10％超の下落となっている。RSIは18日時点で、36.3と低い水準。2021年の日足RSIは1度だけ30切りしているが、大きな買い増しタイミングとなる可能性がある。NASDAQ100は、RSI30切りを押し目買いの判断基準にしている個人投資家も多い。

前回の利上げ時も利上げ直前まで下落し、利上げ開始とともに悪材料出尽くしとして上昇に転じた。今年の利上げは、3月16日FOMCで発言があるとされるため、後2ヵ月は下落基調の可能性がある。コロナショック後は、下落してから約一か月で底を打つ傾向が見られたが、その前までは2ヵ月から3ヵ月の下落も多々あったため、3月まで下落もない話ではないと思える。コロナショック後、最大の下落は2020年の秋に起きた14.5%下落となる。14,500にサポートラインがあると考えられるが、そこまで落ちても13.5%の下落で、豆腐メンタルだと耐えられないかもしれない。