19日のNY株式相場は、NASDAQ100を筆頭にまた大きく下落した。良好な企業決算が好感され上昇してスタートしたものの金利上昇に勝てず終盤に大きく下落した。金融株の決算も企業により明暗が分かれる展開で、今後の上昇要因になるとは考えにくい。短期的に考えても来週の1月25日~1月26日に開催されるFOMCまで大きな下落基調は続く可能性が高いと思われる。この様な局面なのでパウエル議長の発言が特に重要で注視する必要がある。
※当チャンネルでは、NASDAQ100(NASDAQ総合ではない)・ダウ平均・S&P500を米国主要3指数として扱います。
前日結果
レバナス基準価格とトータルリターン

NASDAQ100とその他の指数の比較

一時盛り返す場面も見られるも引けにかけて大きく下落した。
NASDAQ100とS&P500のセクター別ランキング

チャート分析
NASDAQ100 S&P500 比較チャート

〇NASDAQ100
NASDAQ100は、NASDAQ総合では既に割り込んでいる200日移動平均線(15,000の節目も合わさり)にサポートされて踏みとどまった。レバナスは終値が重要で、終値ベースでの下落率は10%に届いていない。RSIは33.4と低い値となっている。
移動平均線は200日までで見ることが多いので、ここを割り込むと支えがなくなる可能性もある。
1つの節目としては、14,500ポイント(高値から-12.6%)と14,000ポイント(高値から-15.6%)が考えられる。QTも控えているので、14,000ポイントぐらいで下げ止まって欲しいと個人的に思います。
※個人的にレバナスの元本が割れるか割れないかなので(笑)
〇S&P500
流石S&P500は、NASDAQ100の半分程の5.5%しか下落していない。ただ直近での下落は大きく、RSIは34とS&P500ではかなり低い水準で、RSIボリンジャーも突き抜けそうなレベル。現在は12月と同じ4,535ポイント付近でサポートされている。先週金曜日の出来高も大きかったが、19日の出来高も大きい。
既に私がレバナスを買い増しした基準から倍下落しています。コロナショック以降のトレンドでの購入タイミングが今後通用しない可能性があります。
次回の買い増しタイミングはゴールデンクロスしたところですので、MACDは判断基準に必ず入れた方が良いと思いました。どこまで下落するか分からなくともある程度良いポイントで購入出来ますし、上昇する可能性が高いので精神的負担が少なくて済みます。
ただ騙しで再度下落した場合は、失神しそうですので全額投入はおススメしません。
それにしても昨日200日移動平均線にタッチが買い増し基準の方はこのまま上昇したら、ショックですね。大幅に戻してるので。
関連チャート

VXNは少し下落しました。20日の相場が上昇していることもあり、20日は更に下落しています。
米10年国債利回は、直近では最も重要な指標です。一時1.9%を付けたのはびっくりするでしょう。
20日は下がっているので、上昇要因の1つでしょう。
あまりにも原油は高いですね。中東で石油パイプラインが爆発し今後の石油価格の上昇が強まりました。7年ぶりの高水準となり利食いの動きもみられた。
ドル円は、18日と19日で5日移動平均線を上抜けたので上昇する可能性がありました。20日で再度ドル安に向かうと一層ドル安が進行するかもしれません。
経済指標
今週は大きな経済指標の発表はありません。
来週のFOMCの動向が気になるところです。
レバナス情報

今年に入って2度も基準価格下落のお知らせが来ています。
1/20現在の基準価格は「35,183円」で、設定来高値の「43,151円」から約18.5%の下落です。買い増しタイミングが困りますね。

それでは皆さん、レバナス握り締めて爆っていきましょう!