先週は記憶に残る暴落した一週間でした。そう、大きな出来事が何もない中、金利上昇とFOMCの警戒感からのみ下落し、多くの方が困惑したかと思います。今週は、今後暴落が続くのか、一時的にせよ上昇するのか、分かれ目になるかと思います。重要な要素は大きく2つです。
①決算
決算自体は先週も多く行われていましたが、今週はNASDAQ100に大きな影響を及ぼす会社の決算があります。
・2位 Microsoft 1/25
・4位 テスラ 1/26
・1位 アップル 1/27
現地時間での表記であることと組み入れ比率の順位です。何と3社でNASDAQ100(QQQ)の28%超の比率となっています。これらの銘柄の発表次第でNASDAQ100の運命は大きく変わります。
下記はそれぞれのチャートになります。決算の内容がどうなるかは分かりませんが、チャートから私は1つ感じます。それはNASDAQ100のチャート程崩れていないということです。
今は地合い的に、上昇は限定的でも下落の場合は大きく下げる可能性があります。先週のネットフリックスがその例です。
下のチャートに戻ると21日時点でのNASDAQ100のRSIは26.3で、200日移動平均線も大きく割り込んでいます。Microsoftは過去と比較すると大分売られていますがテスラとアップルはまだRSI的に売られる余地が残っています。3社とも200日移動平均線に届いてないのも大きいです。

②FOMC
先週から何度かお伝えしていますが、FOMCが1番大きなイベントです。


左の表は、2022年1月現在の金融政策予測です。3回ないし4回の利上げとQTが予測されています。1回の上昇率は、0.25%を想定しています。
ただここにきて、7回の利上げや3月の初回に0.5%引き上げる等の話が出てきています。その場合は、ネガティブサプライズとして大きな株価下落に繋がるでしょう。
※当チャンネルでは、NASDAQ100(NASDAQ総合ではない)・ダウ平均・S&P500を米国主要3指数として扱います。
前日結果
レバナス基準価格とトータルリターン

チャート分析
過去NASDAQ100

私は現在の下落はチャート的にコロナショックに近いことが起きると考えています。
コロナショック時のRSIで最も低かったのは、矢印の箇所で24.4でした。下落率は高値から14.5%程です。現在のNASDAQ100のRSIは26.3と歴史的に見ても低く、反転の兆しと言っている人も多いのも頷けます。ただ私はこのチャートのように一時的に盛り返す可能性がありますがまだ下落する可能性が高いと思います。

マーケット開始直後のNASDAQ100はまたもや大きく下落しています。値動きがかなり激しいですがRSIも24とコロナショック時と同等水準です。
14,000ポイントが本日の重要ラインになりそうですね。
関連チャート

これは24日のマーケットオープン直後です。
VXNが暴落水域の40に一気に近づきました。40は通常、一年で一番大きい下落ときに到達します。
コロナショックの様なリセッション級の時は80になります。
レバナス情報

今月、3度目のお知らせです。とても残念です。

それでは皆さん、レバナス握り締めて爆っていきましょう!