25日のNY株式相場は、今日も3指数揃って下落となった。ただ下落率には差があり、NASDAQ100は2%超の下落に対しダウ平均は小幅な下落に止まった。新たな情報が出たわけではないが、引き続きウクライナ情勢とFOMCの警戒感から値動きの荒い展開となった。セクター別ではエネルギー株が一人勝ち状態で、個別銘柄では決算が好感されたアメリカン・エキスプレスやIBMが大きく上昇した。注目されていたMicrosoftの決算は、一旦大きく下落したものの売上高と利益でコンセンサスを上回り大きく上昇した。

・全体の売り上げ高は、20%増の517億ドル
・1株当たりの利益は、22%増の2.48ドル
四半期売上高が500億ドルを超えたのは今回が初めて。コンセンサスは、売上高が509億ドルで1株当たり利益は2.31ドルでともに上回る。
本日の夜中のマーケットは上昇する?FOMC次第で誰にも行方が予想出来ないが、ゴールドマン・サックスが今が買い場だとレポートを出した。この余計なお節介は何なんだろう。
※当チャンネルでは、NASDAQ100(NASDAQ総合ではない)・ダウ平均・S&P500を米国主要3指数として扱います。

私はコア・サテライト戦略のコア資産としてポートフォリオの半分程を目安に 「レバナス」を運用していますので、NASDAQ100とレバナスを中心とした日記と情報発信をしています。
前日結果
レバナス基準価格とトータルリターン

NASDAQ100とS&P500のセクター別ランキング

チャート分析
NASDAQ100 S&P500 比較チャート

26日の相場は、ゴールドマンサックスのおかげか大暴騰している状態。
〇NASDAQ100
NASDAQ100は25日相場も大きく下落し、13,900ポイントでサポートされた。前日のように戻す力がなかった。ここを抜けると大きく下落してしまうため、14,000ポイントが意識されているように思える。ここまできたらFOMCを待ちたい。
〇S&P500
出来高が大きい中、調整局面の10%下落を名脱がれた。RSIやMACDを見るとNASDAQ100よりも悪く見えるのが面白い。26日相場が200日移動平均線がレジスタンスになっているように見えるがどうだろうか。
関連チャート

・VXNは一日で大きく変化。一時40の危険水域越え。
・利回りは最近ある意味安定的。1.75%前後での推移。米2年国債利回りが、危険水域の1%を再び突破した。
・明日発表のEIA週間石油在庫統計の発表で在庫減少が予想され買いに繋がった。再び1バレル85ドルを大きく超える展開に。
経済指標

信頼感指数は前月を下回るものの予想を上回りました。これらも多少でしょうがFOMCに影響出てくるかもしれません。
米国民間研究所(コンファレンス・ボード)が毎月発表し、消費者心理をアンケートで調査し指数化した景気関連指標です。
5,000人もの消費者にたして現状や半年後の景況感についてアンケート(楽観・悲観を回答)を実施し、1985年を100としています。個人消費やGDPとの相関性が高く、対象数が多いため現状の景況感を測る上で信頼性が高い指標とされています。
※アメリカでは個人消費がGDPの約7割を占める。

それでは皆さん、レバナス握り締めて爆っていきましょう!