11日のNY株式市場は、3指数揃って昨日のCPIショックに続き大きく下落した。現地時間の午前中は前日のCPIショックから下げ止まりをみせ横ばいで推移していたものの、ロシアのウクライナ進行の可能性があるとしてホワイトハウスがウクライナに滞在する米国人の退避を促したことでリスク回避の動きが強まった。ここでもNASDAQ100が中心に売られ3%超の下落となり、2月に入ってレンジ相場を形成していたものを大きく下抜けてしまった。一方、昨日急上昇した金利は安全資産の債券が買われたことやFRB高官の利上げ加速に慎重な発言が続いたことで1.91%台まで低下した。
※当ブログでは、NASDAQ100(NASDAQ総合ではない)・ダウ平均・S&P500を米国主要3指数として扱います。

私はコア・サテライト戦略のコア資産としてポートフォリオの半分程を目安に 「レバナス」を運用していますので、NASDAQ100とレバナスを中心とした日記と情報発信をしています。
前日結果
レバナス基準価格とトータルリターン
月曜日版にてご報告致します。
NASDAQ100とその他の指数の比較

※GoogleFinanceは前日終値からの変動を表し、ブログ内で表現している他の上昇率や下落率と異なる場合があります。
NASDAQ100とS&P500のセクター別ランキング

原油高受けたエネルギーセクターは大きく上昇した。
チャート分析
NASDAQ100 S&P500 比較チャート

〇NASDAQ100
CPIショックからウクライナショックと2段下げをくらったNASDAQ100。サポートされていた14,500ポイントを割ってからは急激に下落した。RSIも再び40を切って38.4となった。
この緊張感が続くと、現時点で重要な14,000ポイント付近と13,700ポイント付近を今後割り込んでいく公算だ。逆に現時点では3月4日の雇用統計の発表までは、ウクライナ情勢や金利上昇くらいしか大きくマイナスに働くものがないため、緩和すればある程度戻す可能性もある。
結果的にNASDAQ100は200日移動平均線、S&P500は100日移動平均線の大きなレジスタンスを超えることが出来なかったことは、今後の相場にも大きな重しとなる。
関連チャート

〇VXN
再び34の高水準へ上昇。
〇米10年国債利回り
ウクライナ情勢の悪化を受け、
安全資産の債券買いが進み急落
〇原油先物価格
ウクライナ情勢の悪化を受け、
需給ひっ迫懸念が高まり、急上昇。
〇ドル円
比較的安全資産、ウクライナ情勢の影響の受けにくい、円が買われた。もろにウクライナ情勢の影響を受けるユーロからも資金が流れ、ユーロ円も大きく円高となった。
経済指標

この61.7ポイントは約10ぶりの低水準で、高インフレ状態が人々の消費マインドに悪影響を及ぼしていると言える。現地時間で10時に発表されたが、若干マーケットにも影響を与えたようにも見える。
消費者マインドを探る代表的な指数ですが、対象人数が少なく発表タイミングが早いことから「消費者信頼感指数」の先行指標として市場関係者から注目される。
ミシガン大学が毎月発表し、対象者300人の速報と500人の確定値が出される。
現在の景況感を示す現状指数(約40%)と先行きを示す期待指数(約60%)で構成されている。
レバナス情報

レバナスと楽天レバナスで休業日が異なるようです。
共通で2/21が休みです。
残念ながら来週には、基準価格が5%超下落しましたメールが届くことになる。

それでは皆さん、レバナス握り締めて爆っていきましょう!