【レバナス】(レバレッジETF版/~日曜日~) 2月13日投資状況~強いCIPとウクライナ情勢悪化!インバースETFを活用しよう!~

投資新着情報

SPXL.SOXL.TECL.WEBL等の私が興味ある3倍ETFついてのブログです。 コア・サテライト戦略のサテライト部分としてポートフォリオの20%を目安に運用しています。コア資産として「レバナス」を運用していますが、投資信託であるのがデメリットの1つです。個別株と同じように自分の狙った値に指値を入れられることがETFの魅力です。



過去1週間の出来事に関しては、下記から確認していただければと思います。

現在の状況認識

Wilshire(ウィルシャー)5000は、VTI(全米)に近いインデックス
2016年付近のNASDAQ100チャート
2019年付近のNASDAQ100チャート

〇今回も類似する可能性があるもの
前回は2015年12月から利上げを開始し、2016年2月に底を付けています。この傾向は過去の利上げ時も類似し、利上げ開始後、数カ月して底打ち反転することが多いです。
〇今回は類似しないもの
①左チャートは前回QT時のものです。QTは過去1度しか実施されていまませんが、今回と異なり利上げ開始から期間を空けています。
②過去の利上げは好景気のため行われ、完全にインフレ対策で行われることは少ないです。(遡る期間による)前回の利上げ時も景気悪化により、利上げのペースを落とす、予防的に利下げする等の対策が行われましたが今回は出来ません。

現在、多くの投資家は過去の事象より、2022年の前半から秋口(QT開始ぐらい)までは軟調に推移するもののその後は上昇トレンドに戻ると考えています。ただし、一部の投資家は米国株の上昇トレンドは既に終了し下落トレンド入りし長期に低迷する可能性も考えています。

私としては、前者の方が可能性が高いとは考えていますが、最悪の事態も考える必要があります。
その為、来年以降のために押し目買いを進めるとともにインバースETFについても積極的に取り扱いも行います。

ブル・ベア

ブル・ベアとは、相場の強気・弱気を示す言葉です。
ブル(BULL:雄牛)は、雄牛が角を下から上に突き上げて攻撃する姿から強気・上昇の象徴
ベア(Bear:熊)は、熊が前足を上から下に振り下ろして攻撃する姿から弱気・下落の象徴
通常の投資信託やETFでは、先物やオプションを利用してベンチマークとなる指数の値動きに対して、ブル型は相場と同じ方向に、ベア型は相場と逆の方向に概ね連動したパフォーマンスになるよう設計されたファンドが存在します。ほとんどはブル型のファンドです。
先物取引や信用取引では、売りから取引を始めることができ、「高い値段で売って、安い値段のときに買い戻す」といった取引を行うことで、下落相場でも利益を出すことができるのです。

レバレッジETFの比較

QLD(レバナス相当)と3倍ETFのリターンの比較を致します。

左:一週間 中:年初来 右:一年

〇一週間
今週はCPIショックとウクライナ情勢の悪化を受け、確認しているETFは全て下落に転じました。SOXLとTECLが約10%に迫る下げ幅で大きくなっています。
〇年初来
年初来で確認するとSOXLがなんとWEBLに匹敵する程の下落となり、両ETFとも約45%の下落になっています。TECLの方が若干マイルドです。
〇一年
一年の中期リターンを見てもSOXLはマイナスとなり、QLD(レバナス相当)もほぼリターンがない状況です。

チャート分析

左:SOXL 中:TECL 右:WEBL

〇SOXL
SOXLはRSIが再び40切りの39.6となっております。最近MACDもゴールデンクロスしておりましたが、ほぼデットクロスが発生する地合いとなっております。現在は20日移動平均線と200日移動平均線がレジスタンスとなり、1日上抜けると叩かれる状況が続いています。ウクライナ情勢の悪化を受け1月28日の33.1ドルを下抜けた場合は、短期的な下落トレンド入りする可能性が高くインバースETFの出番かと思います。
〇TECL
TECLもほぼ状況はSOXLと同じで、RSIが再び40切りの39.5となっております。最近MACDもゴールデンクロスしておりましたが、ほぼデットクロスが発生する地合いとなっております。その為、方針としてはほぼ同じで考えていて、ウクライナ情勢の悪化を受け1月24日の50ドルを下抜けた場合は、短期的な下落トレンド入りする可能性が高くインバースETFの出番かと思います。

エリオット波動
フィボナッチ

上記はTECLのエリオット波動とフィボナッチです。
エリオット波動は基本は5波動か7波動まで続くことが多いです。
短期的に見て3月18日までは大きく下げると考えていますので、1月24日の50ドルは第5波動で下抜けると思います。おそらく残りの期間から、5波動目で下落したのち6波動目の上昇が一週間程続き、第7波動目で迎えることになると思います。
フィボナッチを確認すると、2月2日と2月9日で半値戻しをしたあと叩かれています。今後もどのタイミングで0.5の半値を超えてくるかに注目です。

来週の展望

来週の注目点は大きく3つです。

①ウクライナ情勢の進展
2/12に米ロの首脳会談で、何も進展がなかったことからも短期的に好転する可能性は低いと思います。
ただ現状はCPI以上に株価を左右させる可能性が高いですから注視する必要があります。
②経済指標
来週は火曜日に米1月生産者物価指数、水曜日にFOMC議事録(1月分)の発表があります。同じく水曜日に小売売上の発表と比較的重要な指標が公表されますので注視が必要です。
生産者物価指数(PPI)は、前年同月比の値で前回9.7%で今回予測が9.0%です。CPI程ではないと思いますが、予想より高止まりすると株価に影響が出ます。
FOMC議事録は新材料やタカ派的な文言がある場合は、株価下落となります。過去数回はの議事録発表では市場が過剰反応し下落したと記憶しています。
③3波動目の底値を下抜けるか
下落する前提で進めていますが、TECLで言えば逆に4波動目(フィボナッチの0.5)の70.5付近を上抜ければ、状況は大きく好転します。ロシアのウクライナ進行なしで合意するなどが出ない限り難しいと思いますが。
SOXLは1月28日の33.1ドル、TECLは1月24日の50ドルを下抜けた場合はインバースETFの登場です。

決算も終盤に入りました。エヌビディアの決算が個人的には注目です。

ETF情報

今週は前半が上昇していましたので、ブル型が優勢です。ただ先週よりはベア型も買われている印象です。TECLよりTECSが買われていることにどんな意味があるのでしょうか。

左:SOXS 中:TECS 右:WEBS

上記はインバース型ETFのチャートです。横棒がそれぞれ私のポジションになります。
SOXSは、2/8の最初に購入しました。ホワイトハウスがCPIが予想外に高いからねと発言したためです。2/8と2/9は予想外に上昇しましたが、結果としてヘッジが役に立ちました。
今後の短期的戦略は、SOXLは1月28日の33.1ドル、TECLは1月24日の50ドルを下抜けた場合に動くかもしれません。3/18までは持ち続け、その時の状況次第では一部又は全て売却します。

米国ETFに関係ありませんが、日経のインバース型も動くかもしれません。予想外に上昇中でしたので動けませんでしたが。

3倍ETFの名称

金融の用語で、ショート(S)は売り、ロング(L)は買いとなります。
Direxion社の3倍ETFの名称は、最後の文字でブル型かベア型かが判断付きます。

 shoumaru
shoumaru

NASDAQ100の3倍ETFで有名なTQQQ等は、運用会社が異なるので当てはまらないよ。

 shoumaru
shoumaru

それでは皆さん、レバレッジETFを活用して爆っていきましょう!


タイトルとURLをコピーしました