【レバナス】2月14日投資状況 ~CPI&ウクライナショック NASDAQ100 注目ポイント~

投資新着情報

今週の展望

今週の注目点は大きく3つです。

①ウクライナ情勢の進展
2/12に米ロの首脳会談で、何も進展がなかったことからも短期的に好転する可能性は低いと思います。
ただ現状はCPIや金利以上に株価を左右させる可能性が高いですから注視する必要があります。
16日(水)に進行の可能性が高いと報道されていますし、オリンピック閉幕後の20日頃も危ないと言われています。過去の戦時は、開戦から一カ月程は株価は下がりやすくなります。

②経済指標
来週は火曜日に米1月生産者物価指数、水曜日にFOMC議事録(1月分)の発表があります。同じく水曜日に小売売上の発表と比較的重要な指標が公表されますので注視が必要です。
生産者物価指数(PPI)は、前年同月比の値で前回9.7%で今回予測が9.0%です。CPI程ではないと思いますが、予想より高止まりすると株価に影響が出ます。
FOMC議事録は新材料やタカ派的な文言がある場合は、株価下落となります。過去数回はの議事録発表では市場が過剰反応し下落したと記憶しています。

③3波動目の底値を下抜けるか
下落する前提で進めていますが、第4波動目の15,200ポイント付近を上抜ければ状況は大きく好転します。ロシアのウクライナ進行なしで合意するなどの新しい情報が出ない限り難しいと思いますが。
NASDAQ100はMACDがデットクロスし、第3波動の底である1月24日の1,3700ポイントを下抜けた場合は下落の準備をおススメします。
下落の準備としてインバースETF等もおススメしています。

NASDAQ100 エリオット波動

決算も終盤に入りました。エヌビディアの決算が個人的には注目です。

レバナス基準価格とトータルリターン

祝日を挟んだとは言え、仰天の下落!基準価格マイナス3,695円はやばい!

チャート分析

NASDAQ100 S&P500 比較チャート

左:NASDAQ100 右:S&P500

日本を始め世界的に大幅下落した2/14の相場。米市場の先物はそこまで下げてないが本物かどうか。
NASDAQ100は再びRSI40切り、S&P500はギリギリ40で耐えています。
MACDはMACD線とシグナルがほぼ接している状態で、いつデットクロスしてもおかしくない状況です。
流れは下落基調で、NASDAQ100は13,700ポイント、S&P500は4,200ポイントを割り込むと更に下落に拍車がかかりそう。

関連チャート

上左:VIX 上右:米国債利回り 下左:原油 下右:ドル円

VIXは一時30越えに。完全に上抜けてくると下落が本格化するか。
長期金利は、高止まり。ただ2%台にならないと株価への影響は限定的か。
原油先物価格価格も高止まり。
ドル円は思ったより、ドル安に振れていない。



左:金先物 右:米2年国債利回り

ウクライナ情勢の悪化を受け、金価格高騰中。
CPIの高止まりを受け、2年国債利回りが急騰。逆イールドの可能性がいよいよ高まる。

◎順イールドと逆イールド
上記の右図をイールドカーブと呼び、債券の利回り(金利)と償還期間との相関性を示したグラフとなる。縦軸が利回り、横軸が償還までの期間となります。
順イールドは右肩上がりの通常状態です。短期金利より中・長期金利の方が利回りが高いということを示してる。
逆イールドは右肩下がりの状態で、長短金利の逆転現象を指します。一般的に、過度な金融不安や政策変動により短期金利が急騰したことで生じます。
今回のような利上げ時は、短期金利は直ぐに反応し上昇しますが、長期金利は安全資産の国債が買われることで上昇が抑えられます。

◎逆イールドと景気後退

左図は、過去の逆イールドと景気後退時期のタイミングを示したものです。
青い「米10年国債利回り」と「米2年国債利回り」の差がマイナス(長短金利逆転)時の数年後に、景気後退していることが分かるかと思います。この為、利上げし短期金利が上昇したならば長期金利も上昇させる必要があります。

 shoumaru
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それでは皆さん、レバナス握り締めて爆っていきましょう!

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