14日バレンタインデーのNY株式相場は、NASDAQ100のみ小幅な上昇となったほかは下落となった。ウクライナ情勢の情報は入れ替わり立ち代わりに出てくる中で投資家心理が悪化したと考えられる。
ロシア軍がウクライナに集結していると報道されれば株価は下げ、ロシア国防省が軍事演習の終了後に一部部隊を基地に帰還させると発表すれば先物の株価は上昇した。ウクライナ大統領は 、水曜日にロシアが侵攻する可能性があるとしたほかに、首都の大使館の閉鎖に動いた。NATOへの加盟を取り下げないともしている。モルガンスタンレー等はもし戦争が起きた場合は各国でリセッションに落ちいると警告している。
※当ブログでは、NASDAQ100(NASDAQ総合ではない)・ダウ平均・S&P500を米国主要3指数として扱います。

私はコア・サテライト戦略のコア資産としてポートフォリオの半分程を目安に 「レバナス」を運用していますので、NASDAQ100とレバナスを中心とした日記と情報発信をしています。
前日結果
レバナス基準価格とトータルリターン

NASDAQ100とその他の指数の比較

1日の流れを確認すると乱高下していることが分かるかと思います。
最近では珍しく、NASDAQ100のみが小幅ですがプラスとなりました。
※GoogleFinanceは前日終値からの変動を表し、ブログ内で表現している他の上昇率や下落率と異なる場合があります。
NASDAQ100とS&P500のセクター別ランキング

チャート分析
NASDAQ100 S&P500 比較チャート

〇NASDAQ100
本日のNASDAQ100は実体だけみると久々に動かない日となりました。上下の髭が長いことからもボラティリティが高かったことは想像つきます。
先物も強く反発しており、正直私の予想よりかなり耐えている印象です。ウクライナ情勢の悪化、生産者物価指数が予想を大きく上回る、FOMC議事録でかなりタカ派的要素が伺えた等の直接的な悪材料が出ない限りは上目線なのかもしれません。出来高もNASDAQ100はとても大きく均衡している様子です。金利も15日は2%を超えているにも関わらず株価は強く動いています。
丁度20日移動平均線と14,600ポイントが重なっているのでここを超えるか抑えられるかで今後を左右しそうです。またここで踏みとどまれないとMACDはデットクロスし、上記で挙げた地合いが悪化すると思います。
関連チャート

VXNは高止まりしています。ただ本来は高い水準であるにも関わらずもう慣れてきましたね。40を超えてくると流石に「おっ!」となるかと思います。
米10年国債利回りは上昇中です。14日~15日と上昇し、再度2%越えとなりそうです。
金融政策でタカ派的な発言が出ると上昇し、ウクライナ情勢が緊迫化すると下落するせめぎあいにいます。
原油先物価格は、ウクライナ情勢悪化による需給逼迫懸念より上昇傾向です。
米国は車社会なので、ガソリン価格の高騰は経済悪化に直結する問題です。
ドル円は5日移動平均線を割り込み、若干ドル安傾向が続くかもしれません。
ドル転チャンスとなるでしょうか。
経済指標
本日は特にありませんでした。

レバナス情報

祝日挟んで2日分とは言え、10%以上の大きな下落。
レバナスと楽天レバナスで下落率に結構差があることも分かりました。

それでは皆さん、レバナス握り締めて爆っていきましょう!