【レバナス】2月16日投資状況 ~PPI予想以上で金利再び2%台へ それでも上昇!強いNASDAQ100~

投資新着情報

15日のNY株式相場は4日ぶりに大きく反発しました。注目されていた生産者物価指数(PPI)は、市場予想の9.1%に対して9.7%と高インフレが再確認させられる内容で、この結果を受け長期金利は再び2%を突破し高止まりしています。この金利水準は直近では2月10日ぶりで、この時は大きく株価が下落しました。今回はウクライナ情勢の緊張緩和の背景もあり、大きく株価が上昇しています。最近のFRB高官によるタカ派的発言にも市場が揺らぐことも少なくなり、強い金融引き締めが市場に織り込み始めたのかもしれません。16日にはFOMCの1月議事録が発表されますので、正念場を迎えます。NASDAQ100は、2月に入ってから狭い範囲でレンジ相場を形成し、どちらに転ぶかが現在の焦点となっています。ウクライナ情勢、高インフレ、長期金利上昇、強い金融政策とマイナス要因が並ぶ中、大きく下落していないのはNASDAQ100の底力ではないでしょうか。

※当ブログでは、NASDAQ100(NASDAQ総合ではない)・ダウ平均・S&P500を米国主要3指数として扱います。

 shoumaru
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私はコア・サテライト戦略のコア資産としてポートフォリオの半分程を目安に 「レバナス」を運用していますので、NASDAQ100とレバナスを中心とした日記と情報発信をしています。

前日結果

レバナス基準価格とトータルリターン

NASDAQ100とその他の指数の比較

一日を通して強いNASDAQ100チャートに見えます。引けが一番高いところを見ても少なくともこの一日はリスク・オンムードだったということです。
ラッセル2000(小型株)が金利2%超にも関わらず上昇したことは、大きな収穫ではないでしょうか。

※GoogleFinanceは前日終値からの変動を表し、ブログ内で表現している他の上昇率や下落率と異なる場合があります。

NASDAQ100とS&P500のセクター別ランキング

チャート分析

NASDAQ100 S&P500 比較チャート

左:NASDAQ100 右:S&P500

昨日はNASDAQ100もS&P500も力強く上昇しました。ただやはりそれぞれのレジスタンスをぶち破ることは出来なかったとも言えます。
NASDAQ100のレジスタンスは、20日移動平均線と14,600ポイントです。S&P500のレジスタンスは、20日と200日移動平均線です。
MACDはデットクロスのする直前の崖っぷち状態です。
FOMC議事録の公表は朝方になってしまうので、明日の確認時の株価の動きで内容も分かりますし、今後の流れも決めてしまうかもしれません。

関連チャート

上左:VXN 上右:米国債利回り 下左:原油 下右:ドル円

VXNは下がりましたが、30を切る程ではない。
金利上昇の仕方がえぐいですね。今晩のFOMC議事録の内容によっては、更に上昇する可能性があります。
金が上昇しています。少し前に売ってしまいました。勿体なかったかもしれません。
ドル円は大方の予想に反してドル高に動いています。

経済指標

全て項目で予想を上回る強い結果となりました。
金利は急上昇しましたが、株価は強く上昇しました。ある程度高いことは予想出来てたと思います。

生産者物価指数

生産者が出荷した製品や原材料などの販売価格の変動を調査・算出した経済指標のこと。
「卸売物価指数」として公表されたり、英語表記「Producer Price Index」の頭文字を取り「PPI」と呼ばれることもある。生産者物価指数は、全調査対象の物価動向を示した「総合指数」のほか、構成要素のうち季節要因の変動が激しいエネルギー価格と食品価格を除いた「コアPPI」を用いることが多い。世界各国で発表され、各国(地域)のインフレ動向を測る重要な経済指標として、消費者物価指数(CPI)とともにマーケットでも注目される。米国では労働省が国内製造業者の約1万品目の販売価格を毎月調査・公表しており、インフレ率の判断材料に用いられる。インフレが進む際に、消費者物価指数(CPI)よりも早く反応する先行指標として知られており、PPIが急上昇した場合にはインフレが迫っていると判断される。

レバナス情報

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それでは皆さん、レバナス握り締めて爆っていきましょう!

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