【レバナス】2月17日投資状況 ~1月FOMC議事録を無事にパス!?NASDAQ100 レジスタンスをぶち破れ~

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16日のNY株式相場は、指数毎にまちまちの結果となった。1日を通し長い時間で、ウクライナ情勢の警戒感とFOMC議事要旨の公表を控え軟調に推移したものの公表内容がハト的で想定内と判断され一気に上昇した。相場が開く前に公表された米1月小売売上高の結果が想定より良かったことも急激な上昇を後押しした。前半の約1.5%安が響きNASDAQ100は終値で0.12%安と僅かに前日を下回った。

個人的に注目していたエヌビディアの決算もコンセンサスを上回ったものの株価は約1%の下落となった。

エヌビディア決算(2021年11月-22年1月(第4四半期)決算)

売上高は市場予想74億2000万ドルのところ76億4300万ドルで前年同月比で53%増。
1株当たり利益は、市場予想1.22ドルのところ1.32ドルであった。

全体としてとても素晴らしい結果だったが、アーム買収の断念や車載半導体の売り上げ高のように一部を切り取るとコンセンサスに届かなかった部分があり株価は下落となった。

1月FOMC議事要旨

・インフレが鈍化しない場合は、想定より早いペースで金融緩和を解除する。
・利上げに関しては年3回よりも多い可能性がある。ただし、3月のダブル利上げ(通常0.25ポイントのところ0.5%上げる)に関しての明確な議論はなかった。
・QTに関しては年内(具体的開始時期は不明)に自然縮小を開始させる。

上記の通り、ほぼ市場では織り込まれていることであった。ただし「いかなる政策についても、今回の議事要旨が最終判断になることはないと」と述べられている通り、FOMC議事要旨の内容は今市場が織り込んでいる状況と比較するとハト的に感じますが、CPIやPPIの強い結果はFOMC後に出ていますのであてにはならないと思います。

現在の金融引き締めの市場予想の一例です。1月FOMC後から強い引き締めを市場では織り込み始めています。11月は中間選挙前なので、何もしない可能性が高いと考えられています。
※QT(償還)→自然縮小のことで、保有する債券が満期を迎えた際に再投資せずに償還すること
 QT(売却)→より積極的にQTを行うため、保有する債券を売却すること。

※当ブログでは、NASDAQ100(NASDAQ総合ではない)・ダウ平均・S&P500を米国主要3指数として扱います。

 shoumaru
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私はコア・サテライト戦略のコア資産としてポートフォリオの半分程を目安に 「レバナス」を運用していますので、NASDAQ100とレバナスを中心とした日記と情報発信をしています。

前日結果

レバナス基準価格とトータルリターン

NASDAQ100とその他の指数の比較

前半の下げが大きく戻しきれなかったが、FOMC議事要旨発表後の上昇は圧巻です。

※GoogleFinanceは前日終値からの変動を表し、ブログ内で表現している他の上昇率や下落率と異なる場合があります。

NASDAQ100とS&P500のセクター別ランキング

チャート分析

NASDAQ100 S&P500 比較チャート

左:NASDAQ100 右:S&P500

NASDAQ100とS&P500が今一つ垢抜けられない程、強力なレジスタンスに阻まれています。
NASDAQ100は、2日連続で20日移動平均線も重なる14,600ポイントに頭を抑えられた形です。通常は、数日挑戦して突破出来なければ仕切り直しと言わんばかりに、一旦調整に入ります。先週はサポートラインと機能していたこともあり、綺麗にレジサポ転換したと言えます。
この上には、200日移動平均線も重なる15,200ポイントも待ち構えており、良い情報が出てくることを祈るばかりです。MACDも肉眼ではほぼMACD線とシグナル線が交差しているように見えます。

関連チャート

上左:VXN 上右:米国債利回り 下左:原油 下右:ドル円

米10年国債利回りはローソク足だけ見るとほぼ動かずですが、一時2.06%台の高水準を付ける時間もありました。

3週間ぶりに積み増す結果となった。

EIA原油在庫量

米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が発表するEIA原油在庫量は、米国企業が在庫保有している商業用原油量を週間単位で測定と公表している。在庫量の増減は、石油製品の価格に影響を与え、インフレや他の経済動向にも影響を与える可能性があり重要な指標とされる。
一般的に原油在庫量が増加した場合は需要の低迷を意味し、原油価格には売り材料となる。在庫量が減少した場合は需要の増加を意味し、原油価格の買い材料とされる。

経済指標

とても強い結果となりました。

昨年の春以降では最も良い結果となりまいた。金曜日に決算がある小売り大手のウォルマートの結果が楽しみですね。

小売売上高

米小売売上高は、百貨店、スーパー、コンビニ等の小売・サービス業の月間売上金額をまとめた景気関連の経済指標を指す。前年比と前月比が発表されるが、前月比で増加すると個人消費は堅調と判断され、逆に減少すると個人消費は落ち込んでいると判断される。
各国で発表される小売売上高であるが、米国では個人消費がGDP(国内総生産)の約7割を占める消費大国とあって、消費動向・景気動向を知る上で特に重要視される。

自動車を除いたものをコア小売売上高と呼ぶ。

レバナス情報

上:楽天レバナス 下:レバナス

来週は、ファンド休業日と日本の祝日(天皇誕生日)が続くね。

 shoumaru
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それでは皆さん、レバナス握り締めて爆っていきましょう!

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