18日のNY株式相場は、3指数揃って下落となった。下落幅は1%前後ですので大きくありませんが、テクニカル的にもファンダメンタル的にも今後更に下落する可能性が高めたことが重要です。ファンダメンタル的には様々な米国ニュースが、数日以内にロシア軍がウクライナに進行すると米政府が見ていると報じました。また元々危惧されていた、ロシア軍とベラルーシ軍の軍事演習と北京オリンピックが閉幕が重なる2月20日以降は更に緊張感が高まります。2/21は運が良いのか分かりませんが休場となります。
※当ブログでは、NASDAQ100(NASDAQ総合ではない)・ダウ平均・S&P500を米国主要3指数として扱います。

私はコア・サテライト戦略のコア資産としてポートフォリオの半分程を目安に 「レバナス」を運用していますので、NASDAQ100とレバナスを中心とした日記と情報発信をしています。
前日結果
レバナス基準価格とトータルリターン
月曜日にご報告致します。
NASDAQ100とその他の指数の比較

ギリギリ、18日の相場では14,000ポイントがサポートラインとして機能している。
※GoogleFinanceは前日終値からの変動を表し、ブログ内で表現している他の上昇率や下落率と異なる場合があります。
NASDAQ100とS&P500のセクター別ランキング

チャート分析
NASDAQ100 S&P500 比較チャート

〇NASDAQ100
18日も下落となったNASDAQ100。17日ほどの下落ではないが、テクニカル的には下落を強める指標が多く出てきた。
RSIは36.7と、ここ3週間レンジを形成していた底値の40を完全に割り込んた。
MACDもデットクロスをしてS&P500に追随する形となった。
1月末から戻り高値となっていた相場。
ダブルトップを付け、下落に転じている。そのネックラインである14,600ポイントは右のチャートを見ると分かりますが、サポレジ転換をしている。


関連チャート

VXNが18日に上昇しなかった理由は不明ですが、来週以降に更に上昇する可能性は高いです。今後は実体ベースで40を超えてくることがあるかもしれません。
利回りは低下。安全資産の債券が積極的に買われた。
原油先物価格は、売り買いが激しい状態。イラン核合意やリスク・オフにより売られる一方、ウクライナ情勢悪化によるエネルギー供給不安を背景に買われる展開。
ドル円も更にドル安に振れるかと思っていましたが、少しドル高になりました。来週以降は、ドル安傾向が続くか。
経済指標

利上げ前の駆け込み需要か。
全米不動産協会が、中古住宅の販売件数を所有権の移転が完了した段階のものを集計し、毎月発表する指標。季節ごとのの調整をかけた上で年率換算される。
販売成立時点を集計する新築住宅販売と比較し1~2カ月の差がある。米国では中古住宅の市場規模が新築住宅と比較しはるかに大きいことから、新築住宅販売件数よりも市場の注目度は高い。
住宅の購入に伴って家具・家電などの耐久消費財が購入されることが多く、個人消費への波及効果が大きく、景気動向の先行指標として注目される。

レバナス情報

来週は、米国市場の休場(21日)と日本の祝日(天皇誕生日/23日)が続くね。

それでは皆さん、レバナス握り締めて爆っていきましょう!