【レバナス】(レバレッジETF版) 2月28日投資状況~ウクライナ情勢右往左往!上昇か下落か~

投資新着情報

2/21からの週は遂にロシアがウクライナ侵攻となったが、歴史通り上昇に転じた。ただ今年は過去とは違い、金融引き締めが控えていて株価にどう影響するかを測りかねている状況です。


過去一週間の週間の詳しい出来事に関しては、下記から確認していただければと思います。

 shoumaru
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初めましての人、こんにちは!このブログは、SPXL.SOXL.TECL.WEBL等の私が興味ある3倍ETFついてまとめています。私(shoumaru)は コア・サテライト戦略のサテライト部分としてポートフォリオの20%を目安に3倍ETFを運用しています。コア資産として「レバナス」を運用していますが、投資信託であるのがデメリットの1つです。個別株と同じように自分の狙った値に指値を入れられることがETFの魅力です。皆さん、レバレッジETFを活用して爆っていきましょう!


現在の状況認識

上記は2014年にロシアがクリミアに侵攻した際のNASDAQ100指数です。戦争開始とともに株価は底を打ち年末にかけて大きく上昇しました。

Wilshire(ウィルシャー)5000は、VTI(全米)に近いインデックス
2016年付近のNASDAQ100チャート
2019年付近のNASDAQ100チャート

〇今回も類似する可能性があるもの
前回は2015年12月から利上げを開始し、2016年2月に底を付けています。この傾向は過去の利上げ時も類似し、利上げ開始後、数カ月して底打ち反転することが多いです。
〇今回は類似しないもの
①左チャートは前回QT時のものです。QTは過去1度しか実施されていまませんが、今回と異なり利上げ開始から期間を空けています。
②過去の利上げは好景気のため行われ、完全にインフレ対策で行われることは少ないです(遡る期間による)。前回の利上げ時も景気悪化により、利上げのペースを落とす、予防的に利下げする等の対策が行われましたが今回は出来ません。

2022年金融政策の予測

現在の金融引き締めの市場予想の一例です。1月FOMC後から強い引き締めを市場では織り込み始めています。利上げに関しては現在、5回から7回を市場は織り込んでいます。7回利上げでない場合は、中間選挙前の11月が外れる第一候補となります。また初回の利上げになる3月に、通常の0.25%ではなく0.5%のダブル利上げとなるかも注目ポイントで、7月までに0.75%から1%前後のFF金利を目指す予定です。
※QT(償還)→自然縮小のことで、保有する債券が満期を迎えた際に再投資せずに償還すること
 QT(売却)→より積極的にQTを行うため、保有する債券を売却すること。

現在、多くの投資家は過去の事象より、2022年の前半から秋口(QT開始ぐらい)までは軟調に推移するもののその後は上昇トレンドに戻ると考えています。ただし、一部の投資家は米国株の上昇トレンドは既に終了し下落トレンド入りし長期に低迷する可能性も考えています。

私としては、前者の方が可能性が高いとは考えていますが、最悪の事態も考える必要があります。
その為、来年以降のために押し目買いを進めるとともにインバースETFについても積極的に取り扱いも行います。

ブル・ベア

ブル・ベアとは、相場の強気・弱気を示す言葉です。
ブル(BULL:雄牛)は、雄牛が角を下から上に突き上げて攻撃する姿から強気・上昇の象徴
ベア(Bear:熊)は、熊が前足を上から下に振り下ろして攻撃する姿から弱気・下落の象徴
通常の投資信託やETFでは、先物やオプションを利用してベンチマークとなる指数の値動きに対して、ブル型は相場と同じ方向に、ベア型は相場と逆の方向に概ね連動したパフォーマンスになるよう設計されたファンドが存在します。ほとんどはブル型のファンドです。
先物取引や信用取引では、売りから取引を始めることができ、「高い値段で売って、安い値段のときに買い戻す」といった取引を行うことで、下落相場でも利益を出すことができるのです。

レバレッジETFの比較

QLD(レバナス相当)と3倍ETFのリターンの比較を致します。

左:一週間 中:年初来 右:一年

どの期間、どのETFを見ても冴えない結果です。2022年の2月も終わる日に年初来リターンが大きなマイナスなのは精神的にも厳しい状況です。
一部では底を打った等と言われ始めましたが、1月末の時の大きな下落の際にも言われていたので全くあてにはなりません。
2/21週ではプラスになったSOXLですが、ロシアへの経済制裁に半導体の規制も含めていますので他のETFよりも厳しい可能性もあります。また半導体に使用するネオン(ウクライナ)とパラジウム(ロシア)の原産国となりますのでこの観点からも影響があります。

チャート分析

左:SOXL 中:TECL 右:WEBL

RSI的には最悪の状況は一旦脱した状況です。
面白いのは、SOXLのMACDがWEBLと同じような動きをしていることです。NASDAQ100やS&P500は2/21週時点ではデットクロスしていて、週末の上昇を受け週頭にゴールデンクロスする流れになっています。ほぼゴールデンクロスし続け、上値と下値が切り下がっている状況は、厳しいです。

来週の展望

NASDAQ100 2021年~SQ日

昨年の12月頃から月初に上がって、月の半ばに下落する流れになっています。
下記はNASDAQ100のチャートですが、イメージとしては同じような値動きをすると考えています。
雇用統計前までは、先週の流れを引き継ぎ上昇するのではないでしょうか。第6波です。SPXL.SOXL.TECLと200日移動平均線を試す展開となり、雇用統計の結果で押し戻されると考えます。



予想通りになるのか、予想に反して下落してしまうのか楽しみです。
週末にSWIFTのロシア排除が決まり、先物価格は下落しています。ここで上昇してもらわないと私の予想的には困るのですが・・・

ETF情報

2/21週は2/24(木)に大きく値を下げたこともあり、ブル型が優勢となりました。
ただウクライナ情勢による半導体の懸念からかSOXLの順位が下がったことが気になる点です。

左:SPXS 左中:SOXS 右中:TECS 右:WEBS

有言実行ということで、ベア型を買いました。
動くのが遅くなり、大分取得単価が上がってしまいました。WEBLだけは買い増ししていません。

3倍ETFの名称

金融の用語で、ショート(S)は売り、ロング(L)は買いとなります。
Direxion社の3倍ETFの名称は、最後の文字でブル型かベア型かが判断付きます。

 shoumaru
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NASDAQ100の3倍ETFで有名なTQQQ等は、運用会社が異なるので当てはまらないよ。

 shoumaru
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それでは皆さん、レバレッジETFを活用して爆っていきましょう!

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