【レバナス】投資状況(週次/2022-2-7~11)~CPIショックとウクライナ情勢悪化 にわかレバナス民は脱落か!~

投資新着情報

先週の強い雇用統計を受け、1.9%に上昇した金利が高止まりした影響で月曜日は下落した。
好決算が続いたことや金利上昇にある程度織り込み始めたことで火曜日と水曜日は大きく上昇した。NY州等で室内でのマスク着用義務を解除するなどコロナウイルスへの警戒感が後退したこともプラス要因と考えられる。

また2/7付けの記事で米銀のJPモルガン・チェースが、株式を買うシグナルが点灯したと発表したことも影響もある。過去100%の的中率らしいです。
内容としては、恐怖指数として有名なVIX指数が一カ月移動平均線を50%前後上回る水準に上昇した場合がそのシグナルとのこと。過去30年でリセッション局面を除けば、シグナル発生時から半年後の株価は平均9%の上昇となる。最近は、1月25日に発生した。外した場合は、後から「今回はリセッション局面でした」と発表するのでしょうか。

直近のVIX指数で、1/25の終値は31.17です。
25日移動平均線は20.66で、1.5倍は30.99、
20日移動平均線は20.94で、1.5倍は31.41
となりました。

木曜日はCPIショック、金曜日はウクライナ情勢の悪化を受けて大きく下落した。
木曜日発表の消費者物価指数(CPI)が、予想の7.3%を超え7.5%と発表されました。これは40年ぶりの水準で、強い利上げの危機感から金利も2%を突破しました。前回もCPI発表後から下落基調が始まった。右のチャートはCPI発表時の1分足チャートで、一気に下落しているのが分かる。

アメリカでも退避をバイデン大統領が発信をしていたが、日本でも外務省がウクライナ全土の危険情報を最高度のレベル4(避難勧告)に引き上げている。当初は、オリンピック閉幕までは大丈夫との見方が多かったが、オリンピック中でもロシアのウクライナ進行の可能性が出てきたからだ。

今週の結果

レバナス基準価格とトータルリターン

左:レバナス 右:楽天レバナス

CPIショックとウクライナ情勢悪化を反映していないため、月曜日の基準価格は大きく下落します。
月曜日の基準価格は確認しない方が良いかもしれません。

NASDAQ100とその他の指数の値動き

・一週間

・年初来

週間ベースでは、主要3指数が揃って3週ぶりの下落となった。
ダウ平均の影響は少ないがNASDAQ100は大きく下落した。
年初来を確認してもNASDAQ100は特に下落率が酷い状況が続いている。

週足チャート

大きな時間足で「大局」を認識することはとても重要です。

週足レベルでも大きな下落が見て取れる。
残念なのは50週移動平均線が強力なレジスタンスとなっているところで、今後かなりの好材料が出ない限り突破は難しいそう。
そして、週足RSIで40切りしました。ここで買い増し基準が発動する人もいるのではないでしょうか。
これもコロナショック時ぶりとなります。
過去10年程の上昇相場では、週足RSI40切りでの買い増しは有効に働いていました。

左は月足チャート。現時点で月足レベルでもMACDがデットクロスしている。これは2020年3月のコロナショック以来。

勿論、2月はまだ2週間ある。
上昇し、デットクロス回避を願う。
何故ならレバナスユーチューバーが月足MACDでデットクロスした場合に売りを推奨しており、下落に拍車がかかる可能性がある。

日足チャート

左:NASDAQ100 右:S&P500

最近はチャートよりもファンダメンタルズの方が影響が大きい印象があるが、それでもチャート分析は重要と考える。

週末にCPIショックからウクライナショックと2段下げをくらったNASDAQ100。サポートされていた14,500ポイントを割ってからは急激に下落した。RSIも再び40を切って38.4となった。
この緊張感が続くと、現時点で重要な14,000ポイント付近と13,700ポイント付近を今後割り込んでいく公算だ。結果的にはRSI50の法則(勝手に呼んでる)が正しくなる可能性もある。

RSI50の法則
NASDAQ100 2020年9月~チャート

RSI50の法則は、私が個人的に発見し検証中の法則です。
※RSI50はおおよそで、47前後から53前後を見ています。
下落局面での日足RSIは、過去40切りすることが多々あります。その後の上昇局面で一旦はRSI50前後まで戻しますが、1~2回は押し戻され株価も大きく下落するというものでかなりの確率で発生しています。
コロナ禍以降のNASDAQ100の下落を確認すると、一度下落したRSIが上昇して50に到達すると1回~2回は押し戻され再度下落することが見て取れます。コロナショックとコロナ禍以降の大きな下落を合わせると、2022年の下落を除くと6回中5回はこの現象が起きている。発生していないのは、一気にRSI50を突破した2020年11月の下落のみ。

コロナショック時も似たような現象となっている。RSIが26.9で底を打ち47.2(若干低いが)で反転すると再度下落している。

この反転現象は、最大下落幅の3分の1~3分の2程のタイミングで起きている印象。

コロナショック

この法則は、「RSI50から押し戻される際に大きな陰線をつける」ことが多かったり、「MACDのゴールデンクロスはこの押し戻された後に発生する」ことが多い等の類似点が多くあります。

関連チャート

上左:VXN 上右:米国債利回り 下左:原油 下右:ドル円

〇VXN
今週は、30を下回るの動きが見られたものの再び34の高水準へ上昇。
〇米10年国債利回り
強いCPIの結果から、利上げの緊張感から一時2%を超える場面もあった。ウクライナ情勢の悪化を受け、安全資産の債券買いが進み急落。
〇原油先物価格
先週末の高値から利確が進む等、下落基調だった。金曜日にウクライナ情勢の悪化を受け、需給ひっ迫懸念が高まり急上昇。

EIA原油在庫量

米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が発表するEIA原油在庫量は、米国企業が在庫保有している商業用原油量を週間単位で測定と公表している。在庫量の増減は、石油製品の価格に影響を与え、インフレや他の経済動向にも影響を与える可能性があり重要な指標とされる。
一般的に原油在庫量が増加した場合は需要の低迷を意味し、原油価格には売り材料となる。在庫量が減少した場合は需要の増加を意味し、原油価格の買い材料とされる。


〇ドル円
金利が上昇することからドル高方向に進んでいた。結果的に、比較的安全通貨でウクライナ情勢の影響の受けにくい円が買われたことで、年初の高水準からドル安方向に進んだ。もろにウクライナ情勢の影響を受けるユーロからも資金が流れ、ユーロ円も大きく円高となった。

経済指標

・木曜日

CPIの結果7.5%は1982年ぶりの高水準で、全て予想を上回る強い結果となった。
残念なのは、前月比でも予想を上回り、インフレの鈍化が全く見えないことだ。

消費者物価指数

消費者物価指数とは、消費者が購入するモノやサービスなどの物価の動きを把握するための統計指標である。消費者物価指数の変化は物価変動とみなすことができ、国民の生活水準を示すため経済政策を決める上で非常に重要な指数として認識されている。調査には小売価格を用いるが、品質が一定の商品やサービスを調査している消費者物価指数の価格動向とは大きく乖離することも知られている。CPI(Consumer Price Index)と略され、価格変動の大きい食料品とエネルギーを除いたコアCPIも重要視される。

日本ではCPIから食料品を除いたものをコアCPIと呼び、食料品及びエネルギーを除いたものをコアコアCPIと呼ぶ。
※コアコアCPIの表現を使用するのは基本的に日本だけで、日本のコアコアCPIは世界のコアCPIである。

新規失業保険申請件数

米労働省が毎週集計し、集計期間の翌木曜日に発表しています。アメリカ国内の雇用情勢を示す経済指標で、失業者が失業保険給付を初めて申請した件数を集計しています。景気の動向に敏感に反応し、景気先行指数として、雇用統計の約2ヵ月先行すると言われています。

・金曜日

この61.7ポイントは約10ぶりの低水準で、高インフレ状態が人々の消費マインドに悪影響を及ぼしていると言える。現地時間で10時に発表されたが、若干マーケットにも影響を与えたようにも見える。

ミシガン大学信頼感指数

消費者マインドを探る代表的な指数ですが、対象人数が少なく発表タイミングが早いことから「消費者信頼感指数」の先行指標として市場関係者から注目される。
ミシガン大学が毎月発表し、対象者300人の速報と500人の確定値が出される。
現在の景況感を示す現状指数(約40%)と先行きを示す期待指数(約60%)で構成されている。

レバナス情報

パッとしない結果となりました。
金曜日の結果を受けて、注文しても今回には反映しませんからね。

上:楽天レバナス 下:レバナス

レバナスと楽天レバナスで休業日が異なるようです。

共通で2/21が休みです。

残念ながら来週には、基準価格が5%超下落しましたメールが届くことになる。

 shoumaru
shoumaru

それでは皆さん、レバナス握り締めて爆っていきましょう!

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