7日のNY株式相場は、ハイテク銘柄が下落しNASDAQ100やS&P500を押し下げた。先週末に発表があった米1月の雇用統計を受け、長期金利が1.9%台で維持したからだ。NASDAQ100に大きく影響を与え先週までに決算を終えたGAFAMも軒並み下落した。決算の悪かったメタ(フェイスブック)の5%以上の下落を筆頭に、決算の良かったアルファベット(Google)やマイクロソフトも下落したのは大きい。
10日に発表される1月の消費者物価指数(CPI)は、前年比プラス7.3%が予測され警戒感が高まっている。この7.3%の水準は1982年2月以来となるほどで、予想を上回った場合は、3月のFOMCにて大幅利上げ実施の警戒感からボラティリティが高まることが予想される。
※当ブログでは、NASDAQ100(NASDAQ総合ではない)・ダウ平均・S&P500を米国主要3指数として扱います。

私はコア・サテライト戦略のコア資産としてポートフォリオの半分程を目安に 「レバナス」を運用していますので、NASDAQ100とレバナスを中心とした日記と情報発信をしています。
前日結果
レバナス基準価格とトータルリターン

NASDAQ100とその他の指数の比較

※GoogleFinanceは前日終値からの変動を表し、ブログ内で表現している他の上昇率や下落率と異なる場合があります。
NASDAQ100とS&P500のセクター別ランキング

チャート分析
NASDAQ100 S&P500 比較チャート

〇NASDAQ100
NASDAQ100は先週の大幅上昇から転じ、じわじわと下落している展開。RSIは40に近づいていて、CPIの発表前にMACDはデットクロスする可能性も出てきた。昨日の先物はプラスで推移していたが、本日はマイナスで、14,500ポイントを試している展開。下のサポートラインは間が空いているため、下抜けると一気に下落トレンドに逆戻りする可能性がある。
上はレジスタンスが多い印象。20日移動平均線、200日移動平均線、15,200ポイント(フィボナッチの0.5と完全一致)、15,500ポイント、100日移動平均線、15,700ポイント、16,000ポイント等、前途多難だ。相当勢いがないと一気に上抜ける気がしない。


過去のNASDAQ100の下落と比較をすると、非常に似ている局面です。
状況としてはオレンジ色の20日移動平均線に押し戻されたところで、類似点として「RSIが50を上抜け出来きない」「直後に大きな陰線が発生する」等があります。
関連チャート

利回りは一時的に1.9376%と2020年1月以来の高水準。2/8は更に上昇している模様。1.95%を超えています。年末までに2%ちょっとを多くの投資会社が予想している中、急激な上昇と言えます。
ドル円も金利上昇に引っ張られドル高方向に動いています。
これだけ円安だとドル転するタイミングも難しいですね。

それでは皆さん、レバナス握り締めて爆っていきましょう!