【レバナス】3月12日投資状況~来週のFOMCを睨みNASDAQ100下落 週間ベースでも大幅続落~

投資新着情報

11日のNY株式相場は、3指数揃っての大幅下落となりました。バイデン米大統領がロシアを最恵国待遇から外す方針を示したこと等を嫌気した形だ。ここ数週間、週末になると新たな経済制裁を打ち出し株価が下落する展開が続いている。週間でも1/17週以来で最も下落している週となってしまった。
来週はFOMCを控えていることもあり、より米国株の投資家は神経質になっているのかもしれない。

下記は欧州指数とNASDAQ100指数の比較とある。ここ最近は変動幅に多少違いがあるがほぼ同じ値動きとなっていることを確認していただきたい。。

赤がNASDAQ100
青がユーロストック

特に3月に入ってからは、欧州の方がボラティリティが高いもののほとんど同じような値動きをしている。
3/11はユーロ圏はほぼ若干のプラスで終わっているので、特にNASDAQ100が大きく下げた(金利の影響を最も受ける)ことからもFOMCが意識されていると考えられる。
パウエル議長はこれ以上の下落を抑えるために、異例の金利上昇幅を0.25%と公言していることあり、当日はバットサプライズは何もないと考えられる。ただ、3/10にECB(欧州中央銀行)が利上げ加速のバットサプライズを出したことで、同じようにFOMCでもバットサプライズがでるのではと警戒感が強まっている。ユーロストックも一時高値から20%前後の下落となっている状況。

 shoumaru
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ロシアのウクライナ侵攻が一刻も早く収束し、平和に戻るよう願っています。

※当ブログでは、NASDAQ100(NASDAQ総合ではない)・ダウ平均・S&P500を米国主要3指数として扱います。

 shoumaru
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私はコア・サテライト戦略のコア資産としてポートフォリオの半分程を目安に 「レバナス」を運用していますので、NASDAQ100とレバナスを中心とした日記と情報発信をしています。

前日結果

レバナス基準価格とトータルリターン

月曜日に更新致します。

NASDAQ100とその他の指数の比較

ウクライナ情勢の停戦合意への期待で寄り付きこそ前日終値から上昇しましたが、それ以降は一方的に売られる展開となりました。週末ということで手仕舞い売りなのか引けにかけて最後は更に売りが加速した。

※GoogleFinanceは前日終値からの変動を表し、ブログ内で表現している他の上昇率や下落率と異なる場合があります。

NASDAQ100とS&P500のセクター別ランキング

チャート分析

NASDAQ100 S&P500 比較チャート

左:NASDAQ100 右:S&P500

綺麗に平行チャンネル内で推移しているNASDAQ100。FOMCやメジャーSQを控えている今、来週も下落する可能性が高いと考えられる。ただFOMCを無事通過した場合は、メジャーSQ後に一旦上昇トレンドになる可能性はある。
上値が1月末の底である13,700ポイント、20日移動平均線、平行チャンネルの上値が被ったことも上値を抑えたと考えられる。また13,500ポイントを割り込んだことも大きい。

関連チャート

上左:VXN 上右:米国債利回り 下左:原油 下右:ドル円

米10年国債利回りとドル高は連動するように上昇トレンドとなりました。
金利は2%で頭を抑えられていますが、来週はFOMCがありますので一気に上抜けすることが予想されます。
原油先物価格は本日少し戻しました。BB(ボリンジャーバンド)の中央で反発していますが、今後どちらに進むかが注目です。

経済指標

今回の59.7は、10年ぶりの低水準を記録している。
下のチャートからも一方的に下落している。

ミシガン大学信頼感指数

消費者マインドを探る代表的な指数ですが、対象人数が少なく発表タイミングが早いことから「消費者信頼感指数」の先行指標として市場関係者から注目される。
ミシガン大学が毎月発表し、対象者300人の速報と500人の確定値が出される。
現在の景況感を示す現状指数(約40%)と先行きを示す期待指数(約60%)で構成されている。

今後の展開及びアノマリー

来週FOMCです。実際に重要なのはパウエル議長の会見となります。
その他に生産者物価指数(PPI)や小売売上高等が比較的重要な経済指標となります。

また来週からはサマータイムが導入されるため、日本時間で一時間前倒しの22時半からマーケットが開始されます。

NASDAQ100 2021年~SQ日

3/18にはメジャーSQを控えています。過去1年のSQの位置をマーキングしましたが、上昇か下降かボラティリティが大きい中、どちらかの方向性に向かって動くことが多いように感じます。
ここ3回のSQ(12月、1月、2月)傾向は、月頭に上昇しSQに向かって大きく下落しています。

2018年の下落
2022年の下落

2018年の時と非常に似通っています。このまま第7波動に突入がメインシナリオとして考えています。

3月のアノマリーは強い月だといえる。ただ今年はあまりアノマリーは参考にならないと思います。ウクライナ情勢や金融政策の方が株価に影響を与えると考えているためです。
ただ期待を込めて、FOMCとメジャーSQが終わったころから悪材料の出尽くしとアノマリー最強の4月に向けて上昇すると思っています。

レバナス情報

最新のレバナスの情報が更新されました。
各保有期間における「レバナス」のワーストリターンですが、1ヵ月から6ヵ月の全てで今回の下落が絡む事態となっています。私が確認し始めてから12ヵ月(一年)の期間では、レバナスが運用されてからどの期間を切り取ってもプラスリターンでしたが、近い将来マイナスリターンが出る可能性が極めて高いです。

 shoumaru
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それでは皆さん、レバナス握り締めて爆っていきましょう!

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