15日のNY株式相場は久々に大幅に反発した。先週のように1日だけの上昇にならないか心配だが先物も大幅に上昇している。FOMCの前日に控え、米10年国債利回りが上昇しているものの原油先物含めコモディティが下落していることでインフレやスタグフレーションの懸念が後退した。米2月生産者物価指数(PPI)の伸びが鈍化したこも後押しした。PPIはウクライナ情勢悪化をほとんど含んでいない点には注意したい。株価の上昇や下落は明日のFOMC、パウエル議長に託された。
私個人は一旦の上昇に転じると考えている。先週、ECB(欧州中央銀行)がテーパリングの加速のバットサプライズを出したことで、一時大幅に下落したもののそこから大幅に反発しているため、追随すると思われる。中国株や日本株のアジア株も大幅反。勿論、全てはパウエル議長次第だが・・・
焦点は3月の利上げではなく、今後の利上げのペース(ダブル利上げあるか)やQTについての発言があるかないかにかかっている。
※当ブログでは、NASDAQ100(NASDAQ総合ではない)・ダウ平均・S&P500を米国主要3指数として扱います。

私はコア・サテライト戦略のコア資産としてポートフォリオの半分程を目安に 「レバナス」を運用していますので、NASDAQ100とレバナスを中心とした日記と情報発信をしています。
前日結果
レバナス基準価格とトータルリターン

NASDAQ100とS&P500のセクター別ランキング

チャート分析
NASDAQ100 S&P500 比較チャート

15日の相場では13,500ポイントで上値を抑えられていましたが、16日の相場では再三と申し上げていた3つのレジスタンスに挑戦中です。
①20日移動平均線
②平行チャンネルの上値
③1月末の底、13,717ポイント
上抜けかけていますので、明日の朝、大幅に下落していたら皆でパウエル議長を恨みましょう!
RSIもここ最近で一番高い46ポイント、MACDもゴールデンクロスをするかどうか。
準備は整いました。
関連チャート

ここまで金利が上昇するのならFF金利上げる必要がないよってレベルの上昇ですね。ドル円もそうですが、実際に利上げが開始されれば下降すると思われます。
日本株はドル高、つまり円安に支えられている部分があるので怖いですね。
原油先物価格も長期的には上昇すると考えられています。
経済指標

来週FOMCです。実際に重要なのはパウエル議長の会見となります。
パウエル議長はこれ以上の下落を抑えるために、異例の金利上昇幅を0.25%と公言していることあり、当日はバットサプライズは何もないと考えられる。ただ、3/10にECB(欧州中央銀行)がテーパリング加速のバットサプライズを出したことで、同じようにFOMCでもバットサプライズがでるのではと警戒感が強まっている状況です。
米国以外ではイギリスの金融政策発表や日本の黒田総裁の発表もあるので注目です。

前回や予想を下割る悪い結果です。ギリギリプラスだったことは良かったです。

米小売売上高は、百貨店、スーパー、コンビニ等の小売・サービス業の月間売上金額をまとめた景気関連の経済指標を指す。前年比と前月比が発表されるが、前月比で増加すると個人消費は堅調と判断され、逆に減少すると個人消費は落ち込んでいると判断される。
各国で発表される小売売上高であるが、米国では個人消費がGDP(国内総生産)の約7割を占める消費大国とあって、消費動向・景気動向を知る上で特に重要視される。
自動車を除いたものをコア小売売上高と呼ぶ。
今後の展開及びアノマリー

3/18にはメジャーSQを控えています。過去1年のSQの位置をマーキングしましたが、上昇か下降かボラティリティが大きい中、どちらかの方向性に向かって動くことが多いように感じます。
ここ3回のSQ(12月、1月、2月)傾向は、月頭に上昇しSQに向かって大きく下落しています。


2018年の時と非常に似通っています。このまま第7波動に突入がメインシナリオとして考えています。

3月のアノマリーは強い月だといえる。ただ今年はあまりアノマリーは参考にならないと思います。ウクライナ情勢や金融政策の方が株価に影響を与えると考えているためです。
ただ期待を込めて、FOMCとメジャーSQが終わったころから悪材料の出尽くしとアノマリー最強の4月に向けて上昇すると思っています。
レバナス情報


最新のレバナスの情報が更新されました。
各保有期間における「レバナス」のワーストリターンですが、1ヵ月から6ヵ月の全てで今回の下落が絡む事態となっています。私が確認し始めてから12ヵ月(一年)の期間では、レバナスが運用されてからどの期間を切り取ってもプラスリターンでしたが、近い将来マイナスリターンが出る可能性が極めて高いです。

2月のレバナスへの流出入学も堅調に推移しています。しっかりと押し目買いしている人がいるということでしょう。

それでは皆さん、レバナス握り締めて爆っていきましょう!