17日のNY株式相場は小幅ながら上昇を継続する形となった。2日間大幅に上昇していたこともあり午前中は軟調に続く時間が長かったが、ロシアがドル建て債務の利払いを実施し一旦デフォルトを回避したことで市場に安心感が広がった。
テクニカル上も節目の14,000ポイントに乗せ、短期的な上昇トレンドに期待を高める。ただFRB理事が、今後の利上げで0.5%が適切と発言していましたので金融政策の動向には注視する必要があります。
本日は日銀でも金融会合が開かれ、今後も金融緩和を続ける方針となりました。日本企業は円安の恩恵を受けやすいとも言われています。今後は有事際の円買いも過去の話になってしまうかもしれません。
メジャーSQの前としては穏やかでしたね!

ロシアのウクライナ侵攻が一刻も早く収束し、平和に戻るよう願っています。
※当ブログでは、NASDAQ100(NASDAQ総合ではない)・ダウ平均・S&P500を米国主要3指数として扱います。

私はコア・サテライト戦略のコア資産としてポートフォリオの半分程を目安に 「レバナス」を運用していますので、NASDAQ100とレバナスを中心とした日記と情報発信をしています。
前日結果
レバナス基準価格とトータルリターン

楽天レバナスは7,000円、レバナスは30,000円と節目の基準価格に乗せました。
NASDAQ100とその他の指数の比較

※GoogleFinanceは前日終値からの変動を表し、ブログ内で表現している他の上昇率や下落率と異なる場合があります。
NASDAQ100とS&P500のセクター別ランキング

チャート分析
NASDAQ100 S&P500 比較チャート

NASDAQ100は2022年の中では、強い状況です。
20日移動平均線を2日連続で終値ベースで超えているのも久々ですし、RSIも今年最高の51.2です。
今後重要なのは、今のS&P500のチャートの様に前回の戻り高値である14,200~14,300ポイントをしっかりと超えてくることです。
結果的に14,500~14,600ポイントで押さえられたとしても短期的な上昇トレンドに入ったことを目安になるかと思います。
S&P500やダウ平均はNASDAQ100よりも強いので、引っ張られる可能性は十分にあると思います。

前回の戻り高値である14,200~14,300ポイントを超えた場合の目安は3つあります。
ウクライナ情勢が解決しない限りはこのいずれかで押さえられる可能性は高いです。
①14,500~14,600ポイント
→非常に重要な場所
②フィボナッチの半値戻しと一目均衡表の下限である14,800ポイント前後
③1月の戻り高値で、フィボの0.6181や200日移動平均線、一目均衡表の雲の上限が重なる15,000~15,200ポイント

一目均衡表の基準線である14,000ポイントを超えた!
関連チャート

VXNが約一カ月ぶりに30を割り込みました。ここが急上昇しなければ強気でOK?
ドル円が酷いです。FOMCを終えてそろそろ一服かと思われていた矢先に、FRB理事の今後の利上げで0.5%の必要性についての発言や日銀が今後も継続的に金融緩和を続ける方針を出したことで更に上昇しました。
経済指標

今後の展開及びアノマリー

3/18にはメジャーSQを控えています。過去1年のSQの位置をマーキングしましたが、上昇か下降かボラティリティが大きい中、どちらかの方向性に向かって動くことが多いように感じます。
ここ3回のSQ(12月、1月、2月)傾向は、月頭に上昇しSQに向かって大きく下落しています。

3月のアノマリーは強い月だといえる。ただ今年はあまりアノマリーは参考にならないと思います。ウクライナ情勢や金融政策の方が株価に影響を与えると考えているためです。
ただ期待を込めて、FOMCとメジャーSQが終わったころから悪材料の出尽くしとアノマリー最強の4月に向けて上昇すると思っています。
レバナス情報


最新のレバナスの情報が更新されました。
各保有期間における「レバナス」のワーストリターンですが、1ヵ月から6ヵ月の全てで今回の下落が絡む事態となっています。私が確認し始めてから12ヵ月(一年)の期間では、レバナスが運用されてからどの期間を切り取ってもプラスリターンでしたが、近い将来マイナスリターンが出る可能性が極めて高いです。

2月のレバナスへの流出入学も堅調に推移しています。しっかりと押し目買いしている人がいるということでしょう。

それでは皆さん、レバナス握り締めて爆っていきましょう!