【レバナス】3月23日投資状況~どこまで上昇するか NASDAQ100 大幅上昇継続中~

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22日のNY株式相場は、3指数揃って大きく上昇となった。ウクライナ情勢で生物兵器の使用が噂される中で特段の上昇要因となる情報はほとんどなかった。個別株ではテスラがドイツでの工場を条件付であるものの稼働させるとの報道があり8%近くの上昇となり指数全体をけん引した。


長期金利はパウエル議長の利上げに対するタカ発言により着実に上昇するなかで、強い利上げを市場が織り込み始めたと考えられる。
既に5月と6月のFOMCでは0.5%の利上げも急激に織り込み始めている。

残り6回のFOMCで8回分(1回0.25%換算)の織り込みがされている。インフレが高すぎると企業業績を圧迫するため、インフレ鎮静化のための利上げを容認する雰囲気になっている。
QTに関しては利上げよりも相場に与える影響は大きく5月のFOMCでスケジュールが発表される可能性がある。

 shoumaru
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ロシアのウクライナ侵攻が一刻も早く収束し、平和に戻るよう願っています。

※当ブログでは、NASDAQ100(NASDAQ総合ではない)・ダウ平均・S&P500を米国主要3指数として扱います。

 shoumaru
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私はコア・サテライト戦略のコア資産としてポートフォリオの半分程を目安に 「レバナス」を運用していますので、NASDAQ100とレバナスを中心とした日記と情報発信をしています。

前日結果

レバナス基準価格とトータルリターン

基準価格だけ見ると大分戻してきた印象です。
楽天レバナスのプラスリターンを早く見たいですね。

NASDAQ100とその他の指数の比較

NASDAQ100はとても強い値動きでした。

※GoogleFinanceは前日終値からの変動を表し、ブログ内で表現している他の上昇率や下落率と異なる場合があります。

NASDAQ100とS&P500のセクター別ランキング

チャート分析

NASDAQ100 S&P500 比較チャート

左:NASDAQ100 右:S&P500

NASDAQ100はここまで大きく上昇してきた。現在先行して上昇してきた欧州株(英国は別)は軒並み狭い範囲でレンジを形成しており、今後米国株も追随する可能性もある。
大きなレジスタンスであった14,600ポイントを超えたことはテクニカル上大きい。
24日の寄り付きでは若干の陰線だか、14,600ポイントで踏ん張りながら先行スパン1やフィボナッチの0.5を伺う展開となっている。RSI60も50程ではないが、強力な壁となるか。
半値戻すことが出来れば投資家心理も軽くなる可能性もあるが、4月の決算シーズンや3月分の経済指標次第では再度大きめの下落がくる可能性も考慮すべきだと考える。
S&P500を確認すると顕著だが、ここ1週間程の上昇の出来高が日々減少していることも気になる。
S&P500は一足先に半値戻しを達成している。

関連チャート

上左:VXN 上右:米国債利回り 下左:原油 下右:ドル円

VXNは30切りをキープしています。これだけの強い上昇でも下げ止まっていますので今後もボラティリティが高いでしょう。
米10年国債利回りは既に3年ものと同等レベルとなっています。
原油先物価格は再度じわじわと上昇しています。今後のインフレが全く払拭されません。
ドル円程強いチャートもほとんどないでしょう。どこまで上昇していくのでしょうか。
120円程を予想している人は多かったですが、それ以上の上昇を発言していた人はかなり少ない印象です。

経済指標

3/22は重要な経済指標の発表はありませんでした。

3/23の米国以外の重要な経済指標としてイギリスの消費者物価指数と欧州の消費者信頼感指数が発表されました。
イギリスもインフレに苦しんでいて今回も更に加速する結果となっています。イギリスでは先進国で先駆けて利上げを行っていますので、今後の米国での利上げがインフレに効果があるのか注視する必要があります。
欧州の信頼感指数はコロナショック時と同等レベルまで悪化しています。インフレによる消費者マインドの悪化が反映されています。

今後の展開及びアノマリー

3月のアノマリーは強い月だといえる。ただ今年はあまりアノマリーは参考にならないと思います。ウクライナ情勢や金融政策の方が株価に影響を与えると考えているためです。
ただここ数日の値動きで進むと流石、3月となります。
ただ期待を込めて、FOMCとメジャーSQが終わったころから悪材料の出尽くしとアノマリー最強の4月に向けて上昇すると思っています。

下記は、リーマンショック含めそれ以降の大きな暴落の週足チャートになります。

左:2022年 中:コロナショック 右:2018年

コロナショックと2018年(前回QT時)の暴落時は、底値から順調にV時回復したパターンです。

左:2015年(前回利上げ時) 右:リーマンショック

個人的には2022年の下落は下段の様な動きをメインシナリオとして考えています。
意外にも一旦高値を更新した後に大きく下落する左のパターンが多かったです。
少なくともQT前後やウクライナ情勢悪化が反映される春の決算シーズンにはある程度の下落は想定できます。その際は、下段の左のチャートの様になると思います。
右のリーマンショックはエグイですね。一回目の底値を大きく切り下げるパターンは大きい暴落ではリーマンショックのみでした。ただ現在の状況を鑑みて今後、スタグフレーションからのリセッションとなれば、リーマンショックの様な下段の右パターンを想定する必要があります。
勿論、上段のようにV字回復する可能性もない訳ではないので、定期での積立などは継続しつつ何時でも逃げれるように留意しつつ買い増しする方法がベターかと思います。

スタグフレーションとリセッションの懸念

〇スタグフレーションとリセッションの懸念
現在は金融政策とウクライナ情勢が株価変動へ大きな影響を与えている。その中、スタグフレーションとリセッションの懸念も株価の上値を抑えている要因となっている。
ゴールドマンサックスのエコノミストは、2022年の米GDP成長予想を2.0%から1.75%へ下方修正するとともに、景気後退に陥る確率はイールドカーブの傾きに基づくと20~35%の確率であることを示唆しているとしている。

◎順イールドと逆イールド
上記の右図をイールドカーブと呼び、債券の利回り(金利)と償還期間との相関性を示したグラフとなる。縦軸が利回り、横軸が償還までの期間となります。
順イールドは右肩上がりの通常状態です。短期金利より中・長期金利の方が利回りが高いということを示してる。
逆イールドは右肩下がりの状態で、長短金利の逆転現象を指します。一般的に、過度な金融不安や政策変動により短期金利が急騰したことで生じます。
今回のような利上げ時は、短期金利は直ぐに反応し上昇しますが、長期金利は安全資産の国債が買われることで上昇が抑えられます。

上記の左図は、過去の逆イールドと景気後退時期のタイミングを示したものです。
青い「米10年国債利回り」と「米2年国債利回り」の差がマイナス(長短金利逆転)時の数年後に、景気後退していることが分かるかと思います。この為、利上げし短期金利が上昇したならば長期金利も上昇させる必要があります。

2022年2月~3月 米10年国債利回りと米2年国債利回り
2022年 米10年国債利回りから米2年国債利回りを引いたもの

上記の通り、2022年に入り急速に長短金利差が縮小しています。

スタグフレーション:インフレと経済が悪化のダブルパンチ
リセッション:景気後退期。欧米ではGDPが2四半期連続でマイナス成長となった場合を指す。

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それでは皆さん、レバナス握り締めて爆っていきましょう!

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