【レバナス】3月5日投資状況~世界同時株安!?ロシアが原発を攻撃 ユーロ圏中心の下落が波及~

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3/4のNY株式相場は3指数が揃って続落となった。注目されていた雇用統計ではとても強い結果となったが、それを帳消しするようにロシアがウクライナの南東部にある欧州最大級のザポロジエ原子力発電所を攻撃・占拠するなどしユーロ圏中心に世界的な株安となった。原油先物価格が再度急上昇し、リスク回避の流れを受け、債券や金等が買われる展開となった。

左:ユーロ円 右:金

ユーロは大幅安、金価格は上昇と有事状況となっています。

左は上から欧州各国の主要指数です。
・ユーロ
・イギリス
・ドイツ
・フランス
・スペイン
軒並み大暴落です。

 shoumaru
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ロシアのウクライナ侵攻が一刻も早く収束し、平和に戻るよう願っています。

※当ブログでは、NASDAQ100(NASDAQ総合ではない)・ダウ平均・S&P500を米国主要3指数として扱います。

 shoumaru
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私はコア・サテライト戦略のコア資産としてポートフォリオの半分程を目安に 「レバナス」を運用していますので、NASDAQ100とレバナスを中心とした日記と情報発信をしています。

前日結果

レバナス基準価格とトータルリターン

来週の発表をお待ち下さい。

NASDAQ100とその他の指数の比較

※GoogleFinanceは前日終値からの変動を表し、ブログ内で表現している他の上昇率や下落率と異なる場合があります。

NASDAQ100とS&P500のセクター別ランキング

チャート分析

NASDAQ100 S&P500 比較チャート

左:NASDAQ100 右:S&P500

NASDAQ100の現在の水準は実体ベースでは1月末の底以下となっており、とても弱い状況です。
綺麗に下落の平行チャンネルに収まり、来週以降も下落する可能性が高い。
MACDもゴールデンクロスしたばかりだが、即デットクロスする可能性もある。RSIも40.7と相当弱い状況です。
ウクライナ情勢の悪化がなければ3/14週も前半は若干戻す可能性もあるが、消費者物価指数の発表に向け後半は様子見ムードが広がることが考えられる。
ウクライナ情勢は当然、土日も関係なく動く可能性もあり注視して来週頭の相場に向かいたい。またその思惑もあり、資金を債券に移動させたための下落なのかもしれない。

関連チャート

上左:VXN 上右:米国債利回り 下左:原油 下右:ドル円

VXNはほぼ動かない状態。
債券買いが進み利回りは大きく低下。
原油先物価格が大暴騰!引け前には米政府がロシア産原油の輸入禁止を検討すると発表したことで上昇に拍車がかかった。
ユーロ円同様にリスク回避としてドル安が進んだ。

経済指標

失業率は3.8%とほぼ完全雇用に到達するなどとても強い結果となった。平均時給の上昇は予想より弱い結果となった。平均時給はとても難しく、上昇が少なければインフレ懸念は後退するものの米国人の購買意欲低下に繋がる。

3/7週の経済指標としては圧倒的に米2月消費者物価指数が重要となってきます。
米国以外では、中国が5日(土)から全人代の開幕とCPI及びPPIの発表があります。混戦の韓国の大統領選もあります。

今後の展開及びアノマリー

パウエル議長は3/3の公聴会にて「3月の利上げで0.25%を提案する」と発言していましたが、状況に応じて今後は0.5%の利上げもありうるとも発言がありました。この「状況に応じて」で最も影響のある指標の1つがCPIです。
3/10(木)に発表されますが、現在の予想は下記の通りです。前年比で8%を超えるようだとかなり危険です。それはパウエル議長が0.25%を提案してしまったが故に、市場のコンセンサスはほぼ100%が0.25%の利上げであり、0.5%となった場合の市場に与える影響が大きくなってしまったからです。

3月のアノマリーは強い月だといえる。ただ今年はあまりアノマリーは参考にならないと思います。ウクライナ情勢や金融政策の方が株価に影響を与えると考えているためです。
ただ期待を込めて、FOMCとメジャーSQが終わったころから悪材料の出尽くしとアノマリー最強の4月に向けて上昇すると思っています。

レバナス情報

 shoumaru
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それでは皆さん、レバナス握り締めて爆っていきましょう!

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