8日のNY株式相場は更なる下落となった。ただここ数日の一方的に売られる展開とはことなり、ウクライナ情勢悪化の長期化含め様々な要因でここ数日大きく下落したため、一時買い戻しの動きも見られた。米国がロシア産原油の輸入禁止等の新たな悪材料が出る中、悪材料の出尽くしの見方も強まったことやウクライナがNATOへの加入を主張しないとしたことでロシアとの停戦合意につながるのではと大きな買い戻しに繋がった。
※当ブログでは、NASDAQ100(NASDAQ総合ではない)・ダウ平均・S&P500を米国主要3指数として扱います。

私はコア・サテライト戦略のコア資産としてポートフォリオの半分程を目安に 「レバナス」を運用していますので、NASDAQ100とレバナスを中心とした日記と情報発信をしています。
前日結果
レバナス基準価格とトータルリターン

NASDAQ100とその他の指数の比較

物凄い買い戻しがあったことが見て取れます。一旦、サポートとして機能した前日の終り値を割り込んで引けたことが気がかりです。
※GoogleFinanceは前日終値からの変動を表し、ブログ内で表現している他の上昇率や下落率と異なる場合があります。
NASDAQ100とS&P500のセクター別ランキング

チャート分析
NASDAQ100 S&P500 比較チャート

本日は長い上髭陰線を付けました。一旦大暴騰しましたが、1月の底値である13,700ポイントがレジスタンスとなって下落となった。世界的にも反発の兆しがあり欧州各国のローソク足の形状は似たような長い上髭を付けています。
そして3/9の先物価格は欧州を中心に爆上げしていて、米国株も引っ張られるように大きく上昇しています。

1月と2月の底では大きく下髭が伸びて-3σにタッチした辺りから一旦上昇し始めました。
ここ二日で、-2σに到達したNASDAQ100はどうなるでしょうか。
関連チャート

色々なチャートのボラティリティが高くて毎日確認する甲斐がある気がします。
VXNは節目の40までは届きませんでした。むしろ下がっています。
金利は爆上げ中ですね。インフレ圧力が高まる中、売られているようです。
原油も大きく下げました。今後大きく上昇すると予想する人も増えてきました。日本もガソリン減税が発動します。
ドル円は緩やかに上昇しています。
経済指標

3/9は韓国の大統領選が行われていますが、結果は出ていません。
今後の展開及びアノマリー
パウエル議長は3/3の公聴会にて「3月の利上げで0.25%を提案する」と発言していましたが、状況に応じて今後は0.5%の利上げもありうるとも発言がありました。この「状況に応じて」で最も影響のある指標の1つがCPIです。
3/10(木)に発表されますが、現在の予想は下記の通りです。前年比で8%を超えるようだとかなり危険です。それはパウエル議長が0.25%を提案してしまったが故に、市場のコンセンサスはほぼ100%が0.25%の利上げであり、0.5%となった場合の市場に与える影響が大きくなってしまったからです。


3/18にはメジャーSQを控えています。過去1年のSQの位置をマーキングしましたが、上昇か下降かボラティリティが大きい中、どちらかの方向性に向かって動くことが多いように感じます。
ここ3回のSQ(12月、1月、2月)傾向は、月頭に上昇しSQに向かって大きく下落しています。


2018年の時と非常に似通っています。このまま第7波動に突入がメインシナリオとして考えています。

3月のアノマリーは強い月だといえる。ただ今年はあまりアノマリーは参考にならないと思います。ウクライナ情勢や金融政策の方が株価に影響を与えると考えているためです。
ただ期待を込めて、FOMCとメジャーSQが終わったころから悪材料の出尽くしとアノマリー最強の4月に向けて上昇すると思っています。
レバナス情報

やはり来てしまった。一日の下落としてはかなりの大きさです。
楽天レバナスとレバナスで下落率が異なるのは気になりますね。


最新のレバナスの情報が更新されました。
各保有期間における「レバナス」のワーストリターンですが、1ヵ月から6ヵ月の全てで今回の下落が絡む事態となっています。私が確認し始めてから12ヵ月(一年)の期間では、レバナスが運用されてからどの期間を切り取ってもプラスリターンでしたが、近い将来マイナスリターンが出る可能性が極めて高いです。

それでは皆さん、レバナス握り締めて爆っていきましょう!