【米国株/shoumaru】4月13日投資状況~消費者物価指数(CPI)発表!相場の転換に期待は出来ないのか・・・~

投資新着情報

12日のNY株式相場は、注目されていた消費者物価指数(CPI)の発表直後に大きく上昇したものの買いが続かず下落となってしまった。NASDAQ100は一時、14,300ポイントまで上昇する場面もあったが、節目の14,000ポイントを割り込んで前日比-0.36%となった。
米3月消費者物価指数(CPI)は予想8.4%を上回る8.5%となったもののコアCPIが下回る結果となりインフレピークアウトが期待された。ただし、前年比のCPIの8.5%の水準は41年ぶりであり、今後のFRBによる積極的な金融引き締め方針に変更はないとの見方が広まった。

物価指数は2021年の4月頃から急上昇しいているため、次回以降の前年同月比の水準は鈍化する可能性も十分考えられ、次回のCPI発表も注目だ。

また13日の寄り付き前に発表された生産者物価指数(PPI)は非常に強いものとなり、インフレ懸念の払拭は出来ないと考えられる。

一方、翌日13日のアジア株は韓国や日経が約2%の上昇となり、NY株式相場も若干の上昇となっている。ドル円も節目の1$=125.85円を上回り、126円台と20年ぶりの水準まで上昇。日銀の黒田総裁の「現在の強力な緩和を粘り強く続ける」と発言したことで一気に進行した。

 shoumaru
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ロシアのウクライナ侵攻が一刻も早く収束し、平和に戻るよう願っています。

※当ブログでは、NASDAQ100(NASDAQ総合ではない)・ダウ平均・S&P500を米国主要3指数として扱います。

 shoumaru
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私はコア・サテライト戦略のコア資産としてポートフォリオの半分程を目安に 「レバナス」を運用していますので、NASDAQ100とレバナスを中心とした日記と情報発信をしています。

前日結果

レバナス基準価格とトータルリターン

レバナスの基準価格も再度、30,000円の大台を割り込みました。
今は3月時よりも個人投資家の元気がない感じがします。

NASDAQ100とその他の指数の比較

もう少しで爆上がりだったのに!

※GoogleFinanceは前日終値からの変動を表し、ブログ内で表現している他の上昇率や下落率と異なる場合があります。

NASDAQ100とS&P500のセクター別ランキング

チャート分析

NASDAQ100 S&P500 比較チャート

左:NASDAQ100 右:S&P500

NASDAQ100とS&P500の12日の上髭の長さを確認して下さい。とても期待したのですが・・・
NASDAQ100は高いPPIを受けたのですが、大きく13日は上昇中です。2日連続の騙しだと悲しいですが。
上値が50日移動平均線に押さえられ、下値が一目均衡表の雲の下限にサポートされています。
既にフォボナッチで今回の上昇の0.5(半値)を割り込んでいる状態です。
13日の目標は、5日又は50日移動平均線で、最低でもフォボの0.5や一目均衡表の基準線レベルの14,100ポイントを超えていれば良いですね。

今週は木曜日の相場までしかないので、予想していた週間ベースでの上昇は難しくなりました。
何とか来週に繋がるように上昇を期待します。

日経が円安の効果もあったのか本日1.93%上昇と力強く、世界の主要な指数では最も上昇しました。世界をけん引出来れば良いですね。(マザーズ指数は4%超の上昇でハイテクが買われた!)

関連チャート

上左:VXN 上右:米国債利回り 下左:原油 下右:ドル円

VXNが30を下回りました。VXN的には今後の株価上昇は厳しいでしょうか。
PPIの結果が非常に強い中、13日のNASDAQ100が上昇したとすれば長期金利の一服感が挙げられるでしょうか。金利関しては急上昇しており、移動平均線との乖離率等のテクニカル的に一服感が出ています。ドル円も非常に強いですが、ここまで金利上昇と連動してきた節がありますので、金利が停滞するとドル円もドル安に振れる可能性が出てきます。
原油先物価格は急上昇中。欧州連合が石油輸出国機構(OPEC)に対して増産を要求しましたが、ロシアの供給減少分を補うことは不可能と返答されたことで供給の逼迫懸念から原油が買われました。

経済指標

因みに日本は、コアコアCPIはマイナスのデフレだよ。CPIはやっと1%近くまで上昇しました。
逆に欧州はウクライナ情勢をもろに受けて、前年比で35%になっています。

消費者物価指数

消費者物価指数とは、消費者が購入するモノやサービスなどの物価の動きを把握するための統計指標である。消費者物価指数の変化は物価変動とみなすことができ、国民の生活水準を示すため経済政策を決める上で非常に重要な指数として認識されている。調査には小売価格を用いるが、品質が一定の商品やサービスを調査している消費者物価指数の価格動向とは大きく乖離することも知られている。CPI(Consumer Price Index)と略され、価格変動の大きい食料品とエネルギーを除いたコアCPIも重要視される。

日本ではCPIから食料品を除いたものをコアCPIと呼び、食料品及びエネルギーを除いたものをコアコアCPIと呼ぶ。
※コアコアCPIの表現を使用するのは基本的に日本だけで、日本のコアコアCPIは世界のコアCPIである。

今後の展開及びアノマリー

4/11週は重要な経済指標が多いともに企業決算も本格化してきます。また15日は休場となりますので注意です。SQ日が休場なんですね。
最重要の経済指標は消費者物価指数(CPI)です。
その他にも生産者物価指数(PPI)や小売売上高等もなります。
景気後退懸念が大きいため小売売上高はこれまで以上に市場にインパクトを与える可能性があります。


7月についても0.5%の利上げが織り込まれつつある。

ただ今年はあまりアノマリーは参考にならないと思います。ウクライナ情勢や金融政策の方が株価に影響を与えると考えているためです。ただし、3月まではアノマリー通りになっていますね。
個人的にはFOMCとメジャーSQが終わったころから悪材料の出尽くしとアノマリー最強の4月に向けて上昇すると思っています。
3月分の経済指標、4月7日のFOMCの議事要旨(3月分)等の結果次第の部分がありますので注視する必要があります。4月12日のCPI発表があります。これらを乗り越えた場合は4月中旬から下旬までは上昇しやすいでしょう。
5月前後になるとウクライナ情勢悪化後の企業決算が出てきたり、5月のFOMCを念頭に置いた調整が入ってくると思います。ただ雇用統計はパスしましたが4月7日のFOMC議事録ではこけましたので、4月は強い上昇がないまま5月前後の大きな下落に突入する可能性もあります。

左:2008年NASDAQ100 右:2022年NASDAQ100

上記は2008年(リーマンショック時前)のNASDAQ100と2022年のNASDAQ100のチャート比較です。
ここ半年程(11月位から)の値動きがかなり似通っていると考えていて、今後も暫くこのチャート通りに進むと思っています。

レバナス情報

トータルリターンが158位とかなりしょぼいですが、先週は390位でしたので大幅アップです。

レバナスの3月時点での最大上昇率と最大下落率が更新されました。
3月はSQ後の大上昇により、下落率に記載されることはありませんでした。
今のところ、レバナスを1年保有していれば100%プラスリターンになることが証明されています。

 shoumaru
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それでは皆さん、レバナス握り締めて爆っていきましょう!

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