今週も始まりました。
18日のNY株式相場は、ダウ平均とS&P500はいまいちだったもののNASDAQ100は小幅ながら上昇に転じた。米10年国債利回りが2.85%まで上昇する中、最近、大きく下落していた半導体株が大きく上昇したこと引っ張られNASDAQ100た形だ。
先週は米国の確定申告の期限が迫り、キャッシュを多めに抱える投資家が多く冴えない動きとなったが
今週は短期的は上昇が見込める地合いとなったか。
その他
・19日には国際通貨基金(IMF)が世界経済見通しで、世界の経済成長率を1月時点での予測から引き下げ3.6%とした。
・米10年国債利回りは、一気に2.9%を超える水準に達した。その影響で、ドル円は政府の口先介入の効果もなく、一気に1$=128円までドル高が進行している。
→米地銀総裁がFRBは政策金利を年内に3.5%まで引き上げると発言したこと。これは今後の全てのFOMCで0.5%のダブル利上げ実施を示唆するものとなる。
→パウエル議長が5月からQT実施を示唆した。
→別の地銀総裁が0.75%の利上げも排除しないと発言した。

ロシアのウクライナ侵攻が一刻も早く収束し、平和に戻るよう願っています。
※当ブログでは、NASDAQ100(NASDAQ総合ではない)・ダウ平均・S&P500を米国主要3指数として扱います。

私はコア・サテライト戦略のコア資産としてポートフォリオの半分程を目安に 「レバナス」を運用していますので、NASDAQ100とレバナスを中心とした日記と情報発信をしています。
前日結果
レバナス基準価格とトータルリターン

最近の中では、値動きなく結果としてはほぼ動きのないものとなった。
NASDAQ100とその他の指数の比較

14,000ポイントが遠い存在となっていることが分かる。
売りと買いとが拮抗している状況が良く分かる。
※GoogleFinanceは前日終値からの変動を表し、ブログ内で表現している他の上昇率や下落率と異なる場合があります。
NASDAQ100とS&P500のセクター別ランキング

Twitterは、テスラのCEOのイーロンマスク氏が買収に向けて動くとのことで期待感から大暴騰!
チャート分析
NASDAQ100 S&P500 比較チャート

今週が上昇するか下落するかで今後の流れが分かる可能性があるためとても重要と考えます。
19日の相場もチャート確認時は、NASDAQ100・S&P500・ダウ平均と大きく上昇しています。
・NASDAQ100
NASDAQ100の現在位置をキープして引けることが出来れば投資家の印象はガラリと変わると思います。14,100ポイントや14,000ポイントを死守する。14,100ポイントは、3月の上昇からフィボナッチを当てると半値となります。赤の5日線を上抜け、緑の25日線もまだまだ上昇中です。
関連チャート

VXNは目安の30前後をウロウロです。一旦下がることを願いましょう。
米10年国債利回りはの急上昇は危険です。
この金利急上昇にも関わらず、半導体指数(SOX指数)等の高PER株が上昇していることは若干の違和感があります。
原油先物価格は安定しているようにも見えます。天然ガスの方が、急上昇している状況です。
ドル円も米10年国債利回りの上昇を受けて、天井なしに連動しています。一応の目安は130円と言われていて、政府の為替介入があるのではと噂されています。
経済指標

住宅着工件数は、予想を上回る結果となった。
戸建て・集合住宅等の建築様式別や地域別に公表され、件数/前月比の増減により住宅投資の状況を確認可能。住宅投資の活発化は、家電製品や家具の買い替え需要などに波及し、景気への影響が大きいため、景気動向の先行指標として注目される。
米国では重要な指標である「新築住宅販売件数」「中古住宅販売件数」に先立って発表される。
今後の展開及びアノマリー


4/11週から決算発表が開始しています。
今週から本格化してきて、4/25週はいよいよGAFAM企業が出てきます。

今年はあまりアノマリーは参考にならないと思います。ウクライナ情勢や金融政策の方が株価に影響を与えると考えているためです。3月まではアノマリー通りになっていますが、4月は現在、惨敗中です。
個人的にはFOMCとメジャーSQが終わったころから悪材料の出尽くしとアノマリー最強の4月後半に向けて上昇すると思っています。
5月前後になるとウクライナ情勢悪化後の企業決算が出てきたり、5月のFOMCを念頭に置いた調整が入ってくると思います。ただ雇用統計はパスしましたが4月7日のFOMC議事録ではこけましたので、4月は強い上昇がないまま5月前後の大きな下落に突入する可能性もあります。
上昇が続いた場合は、CPIが5月中旬に発表がありますので、CPI発表を起点に5/20のSQに向けて利確(下落)が続くと考えています。

上記は2008年(リーマンショック時前)のNASDAQ100と2022年のNASDAQ100のチャート比較です。
ここ半年程(11月位から)の値動きがかなり似通っていると考えていて、今後も暫くこのチャート通りに進むと思っています。
レバナス情報


トータルリターンが158位とかなりしょぼいですが、先週は390位でしたので大幅アップです。

レバナスの3月時点での最大上昇率と最大下落率が更新されました。
3月はSQ後の大上昇により、下落率に記載されることはありませんでした。
今のところ、レバナスを1年保有していれば100%プラスリターンになることが証明されています。

それでは皆さん、レバナス握り締めて爆っていきましょう!