【米国株/shoumaru】4月22日投資状況~NASDAQ100 2月末に逆戻り?思った以上に⤵⤵基調~

投資新着情報

21日のNY株式相場は、テスラ筆頭に好決算銘柄の恩恵を受け強く始まったものの注目されていたFRBのパウエル議長の発言により3指数揃って大幅な下落となった。パウエル議長は改めて今後のFOMCでは0.5%の利上げを複数回行う可能性を排除しないとし、金融引き締めペースを加速させるとした。NASDAQ100は約2%の下落となり、上昇基調の強かったダウ平均も1%超の下落となった。パウエル議長のタカ派的姿勢に反応し、米10年国債利回りは大きく上昇し、一時2.95%を付けた。5年金利は3%を超える場面もあった。

パウエル議長の発言内容には目新しい要素がほとんどなく、市場が織り込めていなかったのか別の要因があるのかは謎の部分である。

一時的反応だろうと考えられていたが、22日相場も大きく下落している。アジア、欧州含め世界的に株安となっている。ほぼ水準は2月末に逆戻りし、今週13,500ポイントを割り込んで終わるようだと多くの個人投資家かが考えているよりかなり弱い状態と言える。

 shoumaru
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ロシアのウクライナ侵攻が一刻も早く収束し、平和に戻るよう願っています。

※当ブログでは、NASDAQ100(NASDAQ総合ではない)・ダウ平均・S&P500を米国主要3指数として扱います。

 shoumaru
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私はコア・サテライト戦略のコア資産としてポートフォリオの半分程を目安に 「レバナス」を運用していますので、NASDAQ100とレバナスを中心とした日記と情報発信をしています。

前日結果

レバナス基準価格とトータルリターン

再び元祖レバナスも含み損となった。
2度目の方がガッカリ感が強く感じる。

NASDAQ100とその他の指数の比較

一方的に売られる展開。節目の14,000ポイントも全く意識されていない。
また現地時間の13時頃に発言があったと思われるが特にその時間だけ荒れている気配も感じられない。

※GoogleFinanceは前日終値からの変動を表し、ブログ内で表現している他の上昇率や下落率と異なる場合があります。

NASDAQ100とS&P500のセクター別ランキング

全てのセクターで下落している。
ダウ平均等は高金利でも上昇していたため、若干解せない部分もある。

チャート分析

NASDAQ100 S&P500 比較チャート

左:NASDAQ100 右:S&P500

NASDAQ100を含め、米国株市場は思った以上に弱い動きとなりました。今回の戻り高値はせいぜい14,500ポイント~14,600ポイントとお話しさせていただいていましたが、14,300ポイントで終了です。既に下値はサポートされるラインが少ないため下に走る可能性は高いです。
サポートラインとしては、13,500ポイント・3月の上昇からのフィボナッチ0.786(根拠としてはかなり弱い)・今回の下落の底である13,000ポイントです。
13,000ポイントでは強弱は分かりませんが一度は反発すると考えています。
ただ、5月、6月には13,000ポイントを割り込み、とりあえず12,200ポイント前後までの下落はあると考えられます。

現在の状況は2月の下落とかなり似ているため、13,500ポイントで支えられれば4月末の短期では一度、弱い上昇があると考えています。
丸いマークはお月さんです。
上昇と下落とにお月さんの位置も目安として使用出来ると思います。
下が満月、上が新月です。相場サイクルにピッタリ当てはまっています。
早々に且つ明確に今回13,500ポイントを割り込んでくる場合は、空売りやインバースの出番でしょう!下落スピードによっては13,000ポイントも貫通する可能性もあります。

関連チャート

上左:VXN 上右:米国債利回り 下左:原油 下右:ドル円

VXNはお帰りなさいの水準である30の半ばに到達しました。暫くは30超えが定着する可能性もある。
米10年国債利回りは3%が1つの目安となります。少なくとも5月のFOMCでは3%越え達成になるでしょう。ドル円もそれと同時に130円突破でしょうか。ただ少なくともこの3%越えの水準となると明らかに高すぎです。今後中立金利の2.4%に戻ってくる際に株価の上昇は見込めるでしょう。
原油先物価格は、欧米のロシア産原油の輸入停止や石油輸出国機構(OPEC)加盟国のリビアにおいて一部油田や輸出ターミナルの閉鎖が供給不安から一時上昇する場面もありました。。

経済指標

重要なPMIの速報値も予想を下回っています。

PMI

PMI(Purchasing Manager’s Index:購買担当者景気指数)は、企業の購買担当者らの景況感を集計した景気指標のひとつです。国別や、製造業、サービス業ごとの集計も行われており、一般的に雇用統計などの統計よりも景気先行性があるとされ、株式等の運用担当者の注目度が高い指標の1つ。景気判断として一般に、PMIの数値が50を上回ると改善、50を下回ると悪化と判断されます。

今後の展開及びアノマリー

4/11週から決算発表が開始しています。
今週から本格化してきて、4/25週はいよいよGAFAM企業が出てきます。

今年はあまりアノマリーは参考にならないと思います。ウクライナ情勢や金融政策の方が株価に影響を与えると考えているためです。3月まではアノマリー通りになっていますが、4月は現在、惨敗中です。
個人的にはFOMCとメジャーSQが終わったころから悪材料の出尽くしとアノマリー最強の4月後半に向けて上昇すると思っています。

5月前後になるとウクライナ情勢悪化後の企業決算が出てきたり、5月のFOMCを念頭に置いた調整が入ってくると思います。ただ雇用統計はパスしましたが4月7日のFOMC議事録ではこけましたので、4月は強い上昇がないまま5月前後の大きな下落に突入する可能性もあります。
上昇が続いた場合は、CPIが5月中旬に発表がありますので、CPI発表を起点に5/20のSQに向けて利確(下落)が続くと考えています。

左:2008年NASDAQ100 右:2022年NASDAQ100

上記は2008年(リーマンショック時前)のNASDAQ100と2022年のNASDAQ100のチャート比較です。
ここ半年程(11月位から)の値動きがかなり似通っていると考えています。今後も暫くこのチャート通りに進むと思っていましたが、ここにきて動きがかなり異なってきました。

レバナス情報

トータルリターンが158位とかなりしょぼいですが、先週は390位でしたので大幅アップです。

レバナスの3月時点での最大上昇率と最大下落率が更新されました。
3月はSQ後の大上昇により、下落率に記載されることはありませんでした。
今のところ、レバナスを1年保有していれば100%プラスリターンになることが証明されています。

これだけ、円安になると為替ヘッジのあるレバナスは余計に損した気分になります。私はレバナスと同時期に購入したS&P500連動の投資信託を保有していますが、株価は1月の高値に全く戻ってきてないのに含み益は過去最高レベルに増えています。
今後も円高に振れるよりも円安に振れる可能性が高いですからね。

 shoumaru
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それでは皆さん、レバナス握り締めて爆っていきましょう!

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