【米国株/shoumaru】4月8日投資状況~米国株主要3指数 ギリギリプラス 今後はCPI発表に警戒か~

投資新着情報

7日のNY株式相場は、わずかながらプラスで推移することが出来た。NASDAQ100は+0.26%で節目の14,500ポイントを死守し、S&P500も+0.43%で節目の4,500をキープすることが出来た。6日に発表のあったFOMC議事録(3月分)の積極的金融引き締めが嫌気され大きく米国株は下落していたが、一旦の売りが和らいだ形だ。週間ベースでも大きく下げているため、明日の金曜日の相場では少しでも戻してもらいたい。FOMC議事録発表後もFRB高官がタカ派発言を続けていることや来週は12日に消費者物価指数(CPI)の発表を控えているため、様子見ムード・リスクオフモードになることは否めない。

4月12日CPIの予想値

ウクライナ情勢の本格的悪化を含んだ分となり、かなり高い予想がされている。この予想を上回るか下回るかが特に重要。前回の7.9%は予想とぴったりと一致していた。

この他、投資の神様で知られるウォーレン・バフェット氏率いるバークシャ・ハサウェイの取得が明らかになったHPが14.75%高と急騰した。
逆にイーロンマスク氏が取得して高騰してたTwitterのは利確が進んで大きく下落した。

 shoumaru
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ロシアのウクライナ侵攻が一刻も早く収束し、平和に戻るよう願っています。

※当ブログでは、NASDAQ100(NASDAQ総合ではない)・ダウ平均・S&P500を米国主要3指数として扱います。

 shoumaru
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私はコア・サテライト戦略のコア資産としてポートフォリオの半分程を目安に 「レバナス」を運用していますので、NASDAQ100とレバナスを中心とした日記と情報発信をしています。

前日結果

レバナス基準価格とトータルリターン

NASDAQ100とその他の指数の比較

※GoogleFinanceは前日終値からの変動を表し、ブログ内で表現している他の上昇率や下落率と異なる場合があります。

NASDAQ100とS&P500のセクター別ランキング

ヘルスケアや生活必需品等のディフェンシブの株が買われている。
長短金利差の逆転が解消されつつ利回りが上昇しているものの金融セクターはマイナスとなりました。
エネルギー株は原油先物価格等は下落しているものの大きく上昇しています。

チャート分析

NASDAQ100 S&P500 比較チャート

左:NASDAQ100 右:S&P500

7日の相場は3指数揃っての上昇となり、一旦の下落基調は和らいだ。
ただ、発生店が今後の金利上昇なのでNASDAQ100が弱気状態が続く。6日と7日に意識され超えることのできた14,500ポイントを8日の相場ではレジスタンスとして働いている。ここは最低超えて来週の消費者物価指数の発表を待ちたいところだ。8日に関しては欧州も堅調に推移していることからも最後はプラスで終わって欲しい。
4月前後からの動きは、下落しているもののダウ平均>S&P500>NASDAQ100と明暗が分かれている状態。

関連チャート

上左:VXN 上右:米国債利回り 下左:原油 下右:ドル円

VXNは下落していますが、8日のNASDAQ100は下落基調ですけど。
米10年国債利回りは遂に2.7%台へ。急上昇しすぎです。
原油先物価格は下落基調です。日本でも備蓄の放出があり下落してます。これまでで最大規模とのことですが、どこまで効果があるのか疑問です。
ドル円は再度125円を試す展開です。日本の3月の貿易収支も黒字化したので円高にそろそろ振れても良いころだと思います。

経済指標

結果の16.6万人は非常に強い結果で、人手不足であることも示唆している。
雇用統計で失業率が3.6%等と合わせても現在の雇用はとても強く、金融引き締めにまっしぐらと考えられる。

今後の展開及びアノマリー

今週はFOよMC議事録が最重要イベント。タカ派発言により株価が再度調整に入る可能性(既に入ってる?)がある。
今回のQTでは償還に焦点を当てており、売却については触れられていなかった。

7月についても0.5%の利上げが織り込まれつつある。

FOMC議事要旨内容

〇QT
FRBの資産圧縮(引き締め)を5月から開始。前回を大きく上回る月950億ドルを上限に行う
→3月のFOMCの発表時は「QTについての議論はされておらず、5月のFOMCで議論しそれ以降の開始」を示唆していた。
→前回のQT実施時は月100億ドルずつ行うとしたところNASDAQ100は23%も暴落した。
〇利上げ
3月に0.25%の利上げを行ったが、ウクライナ情勢悪化がなければ0.5%となっていた。
今後の利上げは、0.5%の利上げを1回もしくは複数回行う。
→利上げに関してははぼ織り込まれていたと考えられる。現在は5月と6月のFOMCでほぼ0.5%の利上げを織り込んでおり、7月に関しても債券投資家の半数は0.5%を織り込んでいる状態。

ただ今年はあまりアノマリーは参考にならないと思います。ウクライナ情勢や金融政策の方が株価に影響を与えると考えているためです。
ただ期待を込めて、FOMCとメジャーSQが終わったころから悪材料の出尽くしとアノマリー最強の4月に向けて上昇すると思っています。
3月分の経済指標、4月7日のFOMCの議事要旨(3月分)等の結果次第の部分がありますので注視する必要があります。4月12日のCPI発表があります。これらを乗り越えた場合は4月中旬から下旬までは上昇しやすいでしょう。
5月前後になるとウクライナ情勢悪化後の企業決算が出てきたり、5月のFOMCを念頭に置いた調整が入ってくると思います。ただ雇用統計はパスしましたが4月7日のFOMC議事録ではこけましたので、4月は強い上昇がないまま5月前後の大きな下落に突入する可能性もあります。

2021年NASDAQ100

左のチャートは2021年のNASDAQ100の日足になります。3月に入って底を打ち反発している様子は今年と似ていると考えています。
2021年もFOMCをきっかけに2番底を形成していますが、今年の5月FOMCはQTの情報や0.5%の利上げの可能性がありより顕著に動く可能性があると思います。2番底があるのかないのか、あるのであれば3月の底を切り上げるのか切り下げるのかも重要です。高値に関しては、切り上げる可能性は低いと考えます。

レバナス情報

 shoumaru
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それでは皆さん、レバナス握り締めて爆っていきましょう!

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