【米国株/shoumaru】5月4日投資状況~遂にFOMC NASDAQ100の動きに逆らうな~

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5月3日のNY株式相場は、もみ合いが続いたのちに小幅ながら3指数揃っての続伸となった。今週は日本時間で5日にFOMCの結果、6日に米4月の雇用統計と注目の経済指標の発表がある。特に5日の朝に発表されるFOMCの結果発表によって大きく相場が動く可能性が高く注意が必要だ。私の予想としては上昇:下落=6:4とほぼ拮抗しているため、どちらに動いても良いように準備が必要だと考える。過去、ダブル利上げ以上を行ったFOMCの平均的動きでは、発表前までに大きく下落し発表後に上昇して小幅上昇することが多かった。今回も発表内容はほぼ市場関係者に織り込まれていると考えられるが、6月にトリプル利上げ(0.75%)やQT等も控えているため、意地悪な記者の質問に対するパウエル議長の返答次第では下落する可能性もある。

FOMC

FOMCは米国の中央銀行であるFRB(米連邦準備制度理事会)が行う、米国の金融政策を決定する会合のこと。Federal Open Market Committee(連邦公開市場委員会)の略で、年8回開催され景況判断と政策金利(FF金利)の上げ下げ等の方針が発表される。
景況判断・政策金利の上げ下げは株価に与える影響が大きく、発表される内容と市場予想と乖離がある場合は特に悪影響を及ぼす可能性が高くなる。

5月FOMC注目ポイント

利上げ幅は年末までに3%から3.25%が中央値の織り込み度合。
QTに関しては5月から開始する話もあったが6月からと考えられる。
米10年国債利回りは既に節目の3%を超えている状態のため、マーケットへの影響は少ない。
5日の朝に時点で上昇していれば織り込み済みの内容で、下落していればよりタカ派的内容が示唆されたことを意味する。ただし、翌日に雇用統計も控えているため今週いっぱいは様子見も1つの作戦だと考える。

5月
・利上げ 0.5%

6月
・利上げ 0.75%
・QT   月950億ドルの資産圧縮

上記は2022年のFOMCの開催日をマーキングしている。
今回もやや上昇する可能性が高いと考えている。上昇幅としてはMax14,200ポイント前後で、
下落しても12,000ポイントを割り込む可能性は低いと考えている。

 shoumaru
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ロシアのウクライナ侵攻が一刻も早く収束し、平和に戻るよう願っています。

※当ブログでは、NASDAQ100(NASDAQ総合ではない)・ダウ平均・S&P500を米国主要3指数として扱います。

 shoumaru
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私はコア・サテライト戦略のコア資産としてポートフォリオの半分程を目安に 「レバナス」を運用していますので、NASDAQ100とレバナスを中心とした日記と情報発信をしています。

前日結果

レバナス基準価格とトータルリターン

GW明けの発表をお待ち下さい。
何とかプラスになること願っています。

NASDAQ100とその他の指数の比較

※GoogleFinanceは前日終値からの変動を表し、ブログ内で表現している他の上昇率や下落率と異なる場合があります。

NASDAQ100とS&P500のセクター別ランキング

チャート分析

NASDAQ100 S&P500 比較チャート

左:NASDAQ100 右:S&P500

NASDAQ100やS&P500は続伸していますが、5日線の上に出てくることも難しい状況。FOMCやCPIの発表等の大きな外部要因の後押しがないと上昇に転じることが出来ません。
3月の上昇は異常であったためそこまでは望めません。3月の頭や4月の中旬にもみ合った14,200ポイントがせいぜいの上昇と考えます。間違っても15,200ポイントを超えれません。本日発表の経済指標やチャート的には完全に下落する流れですけどね。

4日の相場は過去通り、下落しています。明日の朝が楽しみですね。

関連チャート

上左:VXN 上右:米国債利回り 下左:原油 下右:ドル円

VXNは高止まり状態です。FOMCの結果次第では大きくどちらかに動く可能性があるでしょう。
金利も上昇中です。3%越えはほぼ間違いありません。株価は金利と逆相関の関係にありますが最近は反応が鈍く感じます。
原油は動きません。
ドル円も130円突破後は停滞中です。次回の節目は135円です。

経済指標

耐久財受注

耐久財(3年以上耐えられる物、自動車・航空機・パソコン・家電・家具)の企業での受注状況を表した経済指標で、設備投資が進むと上昇し景気向上と判断される。

本日発表された経済指標はまちまちの結果と言えます。
PMIのみ前回と予想を超えました。

PMI

PMI(Purchasing Manager’s Index:購買担当者景気指数)は、企業の購買担当者らの景況感を集計した景気指標のひとつです。国別や、製造業、サービス業ごとの集計も行われており、一般的に雇用統計などの統計よりも景気先行性があるとされ、株式等の運用担当者の注目度が高い指標の1つ。景気判断として一般に、PMIの数値が50を上回ると改善、50を下回ると悪化と判断されます。

ISM非製造業景況指数

ISM製造業景況感指数とは、全米供給管理協会(ISM)が公表しているアメリカの非製造業の景況感を示す指数のこと。300を超える製造業企業に対して「新規受注、生産、雇用、入荷状況、在庫」といった項目に関するアンケートを実施して、指数を算出。日本の日銀短観(短期経済観測調査)と同様に、直接企業へのアンケートを実施しているため、企業が実感している景況感を判断する意味でも重要で、しかも精度が高いとして知られている。数値が50を上回ると景気拡大、50を下回ると景気後退と判断される。

ISM製造業景況指数とともに米国の景気先行指標として注目される。
・ ISM製造業景況指数 →毎月第一営業日発表
・ ISM非製造業景況指数→毎月第三営業日発表

ADP雇用統計

ADP雇用統計は、米国の民間企業であるADP(Automatic Data Processing社)が公表する雇用統計となります。約50万社の顧客を対象に雇用者数の動向を調査したもので、毎月米雇用統計の非農業部門雇用者数が発表される2日前に公表されため、非農業部門雇用者数の前哨戦として注目されている。

今後の展開及びアノマリー

上記は今後の利上げ予想です。
5月の利上げは0.5%をほぼ100%で織り込んでいるため、利上げのことでの暴落はなさそうです。ただ、0.5%の利上げやまして0.75%の利上げ、連続でダブル利上げ等は異例のことですので市場の反応には注意です。
焦点はQTのについてでしょう。6月から毎月950億ドルの資産圧縮を示唆していました。

今年はあまりアノマリーは参考にならないと思います。最強の月である4月のアノマリーと私の予想が見事に覆されました。5月はFOMCや雇用統計、CPIの発表が相場を大きく動かく可能性があり注意が必要です。最近は膠着しているウクライナ情勢も5月9日にロシアが動く可能性や更なる制裁に欧州が動いています。

Sell in May」の相場格言は今年は当てはまるのではないでしょうか?
過去を振り返ると5月のSQ、6月のメジャーSQに向けてどちらかでは下落する傾向がありそうです。短期的上昇があっても14,200ポイントや15,200ポイントを抜けることが出来ずに過去の傾向通り、5月か6月の半ばに向けてきつめの調整があると考えます。

レバナス情報

上記はレバナスの資金流出入額ですが、1月・2月・3月と上昇しています。
4月ではないので、3月の急上昇に慌てて突っ込んだのでしょうか?昨年も3月は増えていますので、年度末等が関係するのでしょうか。

ベア型ETFが上位に食い込んでいます。

 shoumaru
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それでは皆さん、レバナス握り締めて爆っていきましょう!

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